泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験 子どもの足を引っ張らないための母親の髪型・持ち物とは?

 

 

小学校受験のとき、子供はだいたいこんな格好、こんなヘアスタイルというイメージはあるけれど、「私はどうしたらいいのかしら」と心配になりませんか?

そこで今回は、私が元お受験ママとして実際の試験会場でみてきたこと、お教室の先生やデパートのお受験服売り場の方などから聞いたお話を交えつつ、お受験ママの装いについてまとめてみたいと思います。

 

 

小学校受験 母親の髪型・持ち物はどうしたらいい?

 

 

 

 

 

 

 

ヘアスタイル

お受験ママのヘアは黒髪が基本。

しかしながら、地毛が栗色っぽい方がわざわざ黒く染める必要なしです。

とにかく「派手派手しいカラーリングしてます」感がでなければいいのです。

 

白髪はどうしたらいい?と迷われる方もいるかもしれませんが

私は白髪染めや、白髪用カラーマスカラ?をしたほうがいいのではないかなと思います。

(キレイなグレイヘアならいいですが、こめかみのところや生え際だけちらほら…の場合、自分自身が気になってしまうようなら、白髪染めをしたほうがいいです)

もちろん、白髪は悪いことではないので、そのままでもOK

疲れた感じに見えないよう、清潔感がでるようにケアはしっかりしておきましょう。

 

ヘアスタイルですが

お辞儀をしたときに、いちいち髪を直さなくてよいスタイルが基本です。

お辞儀をしたときに、その都度手で前髪を耳にかけなおさないといけないようでしたら、ヘアスタイリング剤で固めたり(あまりガチガチに固めてあるとおかしいし、場合によっては派手な印象になるので自然に)そもそも前髪を耳にかけなくてもいいようにまとめたりして、顔にかからないようにしましょう。

 

コロナ禍でマスクをしている状態で考査・面接することもあるので(学校によっては、面接時はマスクをとって表情を見られることもあります)

特に、暗い印象にならないように、前髪がぱらっと落ちてきて顔にかかってしまう状況は避けましょう。

 

肩にかかるヘアの方は、ハーフアップにしたり、ひとつにまとめたりします。

ただまとめるのではなく、あくまでフォーマルな場であることを忘れず「きちんと感」を出します。

思いきり寝癖やハネがついていたら、朝シャンプーして直しましょう!!

髪質の関係で、ひとつにまとめても毛先が膨張して、きちんと感がでないという方は

ネットがついたバレッタで毛先をしまいこんでしまうのもありです。

 

 

 

学校によっては、ふんわりした巻き髪をハーフアップにしていたり、

シュシュでゆるくまとめていたりする「華やかお受験ママ」を見かけることもありましたが、(自信ありげにふるまっていたし、学校オリジナルグッズの水筒やサブバッグを持っていたので、もしかしたら上のお子さんがいるママだったのかもしれません)

お堅い学校を受験する方、伝統校を受験される方は、こういった目立つ装いは避けておきましょうね。

ヘア剤を使う場合は、無香料のもの、グロッシーでないものを選ぶことも忘れずに。

 

 

 

メイクとネイル

メイクはもちろん薄めでナチュラルが基本です。

ただし、眉毛もぼーぼーで、クマやシミが目立つ状態ではNG.

疲れた感じが出ますし、ある程度はきちんと感をださないと、面接官に対して失礼でもありますよね。

 

上記のように、面接中はマスクを外してくださいと言われる学校もあるので

マスクをしたままでも、マスクをはずしても

恥ずかしくない程度には仕上げておきたいものです。

 

うすくファンデを塗って、眉毛を整えて、血色がないようだったらチークでほんのり(ついているかいないかくらいほんのり)赤みを足して

リップは薬用色付きリップくらい薄いものでいいと思います。

 

小学校受験は子供が主役なので 親は地味にしていた方がいい…と言いますが

地味=何もしない ではありません。

きちんと感がでるように、最低限のメイクをしておくといいと思います。

(ファンデの色選び、重要。白っぽい色だと『お化粧が濃い人』に見られます。

デパートのBAさんにカウンセリングしてもらって、ぴったりの薄つきファンデを選びましょう。色付き下地やCCクリームに軽いパウダーでもいいです)

 

 

足元

ストッキングも色選び、重要です。

白っぽい色はすごく浮くのでやめておきましょう。

自分の足の肌色とごく近い色を選んでおきましょう。

 

また伝線の可能性もあるので、必ず同じ色の予備を持っておくことをおすすめします。

コンビニなどでは、ぴったりの色が売っていないこともあります。

 

 

パンプスですが

こちらもフォーマル感、きちんと感を出すためにも

ぺったんこの靴は避けましょう。

ただしヒールは3~4センチくらいの、太めのものを選びます。

ピンヒールや靴の靴底に派手な色がついている某ブランド靴、エナメルの靴などはNGです。

ピンヒールや高いヒールがなぜダメなのかというと

学校の施設内に入るわけですから(たとえ校舎内はスリッパに履き替えるとしても)

鋭利なヒールで大切な学校の施設を傷つけないようにという配慮でもありますが

華美にながれないようにという意味でもあります。

 

ハンドバッグ・サブバッグ

ハンドバッグは、よく見かけるような冠婚葬祭にも持てるフォーマルバッグでなくてもいいと、私個人は思っています。

 

 

私は、普段仕事でも使えるようなサイズ(A4よりちょっと小さい)の

黒いレザーバッグを使いました。

ただ、フォーマルハンドバッグ同様、自立するもので

中が見えないよう蓋がついているものにしました。

 

ハンドバッグは面接の際や説明会の際、

荷物置き場に置いたり、足元に置いたりすることがあります。

 

そういうときにぱたんと倒れてしまい、中の物が飛び出して散らかってしまうようなことがあっては困りますので、

自立する、中身が見えないタイプのものがいいと思います。

 

 

サブバッグも然り。こちらは何でもパパっと入れられるのが魅力のバッグなので

チャックや蓋がついていないもののほうが使い勝手はいいですが

荷物置き場や説明会で足元に荷物を置かなくてはならない場合にきちんと自立してくれるバッグのほうが便利です。

 

そのバッグの中身に何を入れていたかは、こちらの記事をご覧ください!

www.nakimushimama.work

 

その他の装い(スーツ・コートなどについての私見)

お受験スーツ。

お教室によっては、「あの学校はこういう襟のお受験スーツは避けたほうがいい」

「このデパートのこのブランドのものがいい」など言われるかと思います。

学校によってスーツを変えて臨むというママもいるでしょう。

 

しかし、私の経験からして全然関係ないと思います。

いや、関係ないです。

もちろん奇抜すぎる服装だったり、お受験スーツのスカート丈が異常に短かったり

サイズが合っていなくてぱつんぱつんだったり、

逆にぶかぶかすぎて、お辞儀すると胸元が見えていたりするのはNGです。

 

でもデパートで何十万とするブランドのお受験スーツと

楽天市場のお受験ショップで買ったお受験スーツとの違いなんて

先生は見ていらっしゃらないですよ。

襟の形がコンサバティブではないわ~なんて思わないですよ。

だって、そもそもお受験スーツって全部コンサバティブすぎるくらいコンサバティブじゃないですか。襟の違い云々、まったく関係ないです。

そういうことを見ているとしたら、学校のテスターの先生ではなく、周りのママさんくらいでしょう。

 

美意識が高く、ご自身が「縫製の良い、ブランドの高級スーツでないと落ち着かないし、自分らしくいられない」と思われるのであれば別ですが

「高いスーツじゃないと受からない」「あの学校用にもう1着スーツを買い足さないと受からない」という思いで、お受験スーツを買うのであれば 必要ありません。

 

 

我が家の場合、デパートのお受験服売り場で買った ちょっといいスーツ(と言ってもブランドスーツのように高くはないです。ふつーです)をメインに1着、学校説明会や模試や、夏場にも気軽に着られて、家で洗ってもOKなようなサブのお受験スーツを楽天市場のお受験ショップで購入しましたが、どちらを着ていても差が分らないくらいでした。寧ろ、ウール100%の本番用スーツより、楽天市場スーツのほうが色や形は好きでした。

 

 

 

 

その他にお受験ママの装いと言えば、

レインコートや防寒コートがあります。

お受験の際は、こういったものもネイビーで揃えられる方が多いです(または黒)。

 

 

私はお受験は秋に終了する予定でいた(私立が第一志望だったので)のですが

レインコート兼防寒コートになるようなタイプの薄手のネイビーのライナー付きトレンチコートを用意していました。

が。

正直、お受験スーツの上にライナーつきのトレンチコートは、着心地がよくなかったです。

もっと柔らかくて軽い素材のコートがいいかもしれません。

 

 

無事、小学校受験で合格した暁には、すぐに制服採寸や、合格者の保護者会等々の集まりがあり、結局コート類は必要になりますので

先にちょっといい防寒コートやレインコートを購入しておいてもいいかと思います。

(学校にもよりますが、基本濃紺や黒であれば、浮くことはないですし汎用性も高いです)

 

 

まとめ~見た目よりも態度~

こんな風にいろいろ言ってきましたが

お母さんの毛先がぼさぼさだったから 不合格

お母さんのバッグが合皮だったから 不合格

なんてことは絶対にありえないです。

 

結局、見た目よりも態度をチェックされると思います。

たとえば、面接時。先生の前では微笑みを絶やさずにお話していた優しそうなママが、退出する瞬間に真顔に戻る、その一瞬の態度をチェックされるのだろうと思います。

面接中に態度が悪い、感じが悪い親なんていないのは先生方も分かっていますから。

考査で学校に伺うときに、警備員さんへの態度もチェックされている、なんていう噂がまことしやかに流れていますが、真偽は知りませんが、そのくらいの気持ちで臨むべきだと思います。

 

考査や面接の際、同じ幼稚園のご家庭、お教室で一緒のご家庭などにばったりでくわすこともありますが、そこでの態度も見られている・・と意識してください。

手をふったり、声をあげたりせず、軽く会釈をする程度に留めましょう。

 

どんなに高級なスーツを着ていても、態度が悪い人、他の人達をさげすむような目で見ている人、学校関係者がいるときといないときの態度の差が大きいような人は

やはり残念な結果になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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