小学校受験の当日、お受験ママは必要なものをすべてサブバッグに詰め込んでいかなくてはいけません。
お受験当日は何があるかわかりません。会場がどこかのホテルや商業施設なのであれば、足りないものはすぐに買えるかもしれません。
でもそこは神聖な私立小学校の中。コンビニもデパートも近くにはありません。
当日は備えあれば、憂いなし。
まさかのハプニングに備えて、準備万端にして臨みましょう。
考査当日のお受験ママのバッグの中身
お受験当日の朝は、思わぬハプニングやイレギュラーが起こるもの。
(子供が鼻血を出したり、洋服を汚したり)
そういった慌ただしい中で、持ち物を準備すると忘れ物をします。
忘れ物防止の意味でも、私は必ず前日に「マイお受験セット」を用意して寝ていました。
今日はそんな私がお受験本番の日にもっていたバッグの中身をご紹介します。
まずは必需品の書類たち
- 受験票
- 願書のコピー
- 学校研究ノートやパンフレット
- 募集要項等
まず受験票。これがないと受験ができない大事なもの。必ず持参します。
当日面接がある場合は、願書のコピーや学校を自分なりに研究したノートをもっていき、直前に見直しました。
小学校受験の世界では、1日に2校受験するというのは珍しくないことです。
学校ごとに色の違うクリアファイルに入れて 用意しました。
A校とB校をはしごする場合、A校でA校の受験票を出そうとして、
誤ってB校のものを出したりしないように、A校は青、B校はピンクなど
はっきりわかる色のファイルにいれておりました。
ハンカチ・ティッシュの予備
同日の掛け持ち受験をした場合、
1校目で子供のポケットのティッシュがぐちゃぐちゃになったり
ハンカチで手をふいてしわしわになったりすることがあります。
そんなときのために、必ずもう1セット入れていました。
当日、会場の熱気や、緊張、乾燥等から鼻血を出してしまうお子さんもいるようです。
我が家は当日、小さくまるめたティッシュを子供のポケットにいれておき
「もし考査中に鼻血がでたら、これをお鼻にいれてから先生にご相談してね」と伝えておきましたが
「鼻ぽん」という脱脂綿をあらかじめ筒状にしてくれているものがあったのですね。
知らなかった。あきらかに見栄えもいいし、当時知っていたら買っていただろうな。
子供の着替えとシミ抜き
- 雨で汚れたとき
- プレッシャーからおトイレを粗相してしまったとき
- 乗り物酔いをして吐いてしまったとき
- 掛け持ち受験の合間に軽食を食べていてこぼしてしまったとき
こんなときに備えて、常に着替えを一式用意しておりました。(洋服、下着、靴下)
また市販のシミ抜きも一応持参しました。子供だけでなく、親にも使えますからね。
ストッキングの予備
常にストッキングの予備を2足持ち歩いていました。
2足あれば、長い一日でも安心ですし、
もしどなたか困っている方がいらしたら気楽に「どうぞ!」と言えるから。
バンドエイド
これは必需品です。
同日2校の掛け持ち受験の際、子供を無理やり走らせて、転ばせてしまったママが実際にいました。
怪我をしたときに、バンドエイドを貼っていかなったら、子供というのは傷が気になって集中できなくなってしまうもの。
バンドエイドがあれば、傷を覆うことで、痛みも減り、気にならなくなるうえに、子供も安心感があり、落ち着いて考査に臨めるはずです。
安全ピン&ソーイングセット
「安全ピンを必ずもっていくように」と指示するお教室があるようです。
子供が考査当日につけるゼッケン(ビブス)が、肩からずり落ちると集中できないし、だらしない印象になるから、「こっそり安全ピンでとめてあげるよう」にとおっしゃる先生がいるのだそうです。
ただ、私の個人的な考えでは「学校が指示しないことを勝手にしてはいけない」のではいかと。「気になる方は、安全ピンでとめてあげてもいいですよ」というご指示があれば話は別なので、一応持っていっておきましょう。
私が安全ピンをもっていったのはスカートの裾がほつれたとき用。
ソーイングセットはボタンが取れたとき用にもっていきましたが、針と糸よりも、中にあるミニはさみが意外と役にたちました。
子供のうわばきから糸がでていたときに、すぐに処理できたんです。他にも爪が割れていたりしたときや、急遽お店で買ったものをすぐ使いたいときなども、このミニはさみは万能に使えます。
エコバッグ
サブバッグの中にもエコバッグを用意しておきました。
エコバッグというと、可愛い柄付のものや、とても大きいものなどもありますが
黒や紺の無地でコンパクトにたためるものがおすすめです。
雨で濡れたものや、入りきらなかったコートなどをさっと入れておけるので便利でした。
ごみ袋にもできるビニールを数枚
考査に行く直前に子供が鼻をかんだときのティッシュごみや
移動中にちょっと食べさせた軽食やお菓子の包み紙などをさっと入れておけるようにごみ袋になるようなビニール袋を数枚持っていました。
水筒
子供用の水筒を用意しました。
いつもはそのまま飲めるタイプの水筒にしていましたが、お受験のときはコップつきのものにしました。面倒ではありますが、お上品かと思いまして。
子供の退屈しのぎグッズ&親の待機中グッズ
考査の日は、考査自体の時間よりも、待ち時間や移動時間が長いです。
その間に子供のテンションを下げず、笑顔で考査に迎えるためにも
待ち時間や、移動時間を静かに楽しめるグッズは絶対に必要です。
我が家はスケッチブックや迷路ブック、折り紙などを持参しました。
また、考査中、親が校内で待機しなくてはならない学校の場合は
本や編み物など、何かしら暇をつぶせるものを持っていくことをおすすめします。
我が家は本を持っていきましたが、よそのお宅はパパが読書、ママが編み物などをされている方もありました。
おかし
子供が大好きなグミやチョコレートをポーチにいれて持っていました。
考査本番に最高の集中力になるように、お腹が空きすぎないように、お守り的にもっていました。
我が家はたまに模試の前に怖気づくことがあったので
「これは勇気がでる魔法の飴(市販の普通の飴です)だよ」と言い聞かせて、試験前に飴を食べさせていたことがあります。
これが意外と効いたので もし試験直前に怖気づかれたらこっそり食べさせてあげようと思い、いつもの「勇気がでる飴」をもっていました。(普段、飴やグミなどのお菓子を食べ慣れていないお子さんには絶対におすすめしません。当日、何かあったらいけないので)
大きめのハンドタオル
1日に2校を掛け持ち受験する場合、途中でランチをする方もいますよね。お店に入って食事する時間の余裕がある方もいれば、移動の車の中でおにぎりやバナナなどを食べさせる方もいるかもしれません。
私は、食べこぼしで洋服が汚れないように、大きめのハンドタオルをかけて食べさせていました。
保湿剤
11月は乾燥しています。思ったよりしています。
乾燥肌の我が子は、寒くなる時期に肌に痒みがでるので
保湿剤(チューブの小さいのを病院で処方してもらっています)を必ず持参していました。
痒みを抑える。これ、本当に重要です。
会場が乾燥していたり、会場と外の寒暖差があると
肌が敏感な子たちは、痒みを感じることがあります。
保湿剤で、事前にしっかりケアしてあげることも大切ですが
我が家はかかりつけの先生から、かゆみ止めの軟膏をもらっていたので
会場について、少しでも痒そうなそぶりをしていたら、こっそり塗ってから考査に行かせていました。
お話の記憶等、集中力がないと困る考査内容の場合は
とくに痒くなりがちなお子様のための準備はぬかりなく。。。
身だしなみ&衛生グッズのポーチ
中身は
- ヘアクリーム
- ヘアブラシ
- ハンドクリーム
- リップクリーム
- しみぬき
- 除菌ティッシュ
- マウスウォッシュ
- マスク
- 手ピカジェル
- つめきり
- バンドエイド
- 常備薬
- 安全ピン(ソーイングセット)
当日、いざ必要になったときに、バッグの中をごぞごぞと探すのがみっともないので
細々したものを、まとめていれていました。
折り畳み傘と子供のレインコート
- 雨が降る確率が少しでもある日は
- 大人用折り畳み傘
- 子供用折り畳み傘
- 濡れた折り畳み傘を入れる袋
- 子供用レインコート
を入れていました。
その他学校から指定されているもの
その他、学校から指定されているもの(スリッパや上履き、体操着)。
コロナ禍でなくなっているかもしれませんが、
かつてはお弁当を持参してお食事する様子を見られる「お弁当考査」もありましたね。
子供が使うものは、子供にレッスンバッグやシューズケースを持たせて入れている方もいらっしゃいました。
ストール
考査の間、辛かったのは待機する場所が寒かったこと。
実際はきちんと空調を入れるなどご配慮頂けるのですが、ある程度の広さがあると足元が冷えます。
そこであまり荷物にならない薄手のストールがあると便利です。
子供が移動中に寝てしまったときや、帰り道に少し冷えるなと思ったときに子供にもかけてあげられます。
これだけの荷物を入れると 結構大荷物になります。パパさんと上手に手分けして持っていきましょう。
国立まで頑張る方は、さらにコートを入れることになりますので
ビッグサイズのサブバッグが必須です。