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小学校受験の考査の定番「運動テスト」対策
毎年、この学校は絶対この運動テストが出るよ~と決まっている学校もあり
志望校が決まっているお子さんは、必死で対策をしているでしょう。
また幼児教室で受験体操のクラスをとっているご家庭では、まんべんなく受験体操の頻出問題の対策を学んでいることと思います。
ただ、総合クラスしか取っていない方にとっては「運動テスト」って何をやるの?家庭で準備できることはあるの?と心配になっているはず。
そこで今回は、さまざまな学校の運動テストででた内容をまとめてみます!
模倣運動系
- 両足ジャンプ
- 片足ジャンプ
- 深呼吸
- 片足バランス
- 飛行機バランス
- 指運動
- 屈伸・伸脚
- 前屈後屈
などなど
基本中の基本の動きを、先生の真似をして行うテストです。
バランスなどは体幹を鍛えていないと難しいため、普段からよく体を動かしてたくさん遊んでおくとよいと、お教室の先生からは言われていました。
指を使った模倣運動は、先生の動きに合わせて両手を開閉したり
右手と左手で別の動きをさせたり、脳トレになりそうな運動です。
体の動きは少ないですが、これも頻出のテストです。
運動系
- かけっこ(走る)
- リレー
- けんすい
- ケンケンパ
- スキップ
- ギャロップ
- ジャンプ
- 縄跳び
- あざらし歩き
- クマ歩き
- ジグザク走り
- ゴム段
- 平均台
- ハードル
- 跳び箱のぼりおり
- フープくぐり
- 前転
- うさぎ跳び
- マット運動
などなど
これらをサーキット運動のように連続してさせる学校も多いです。
例えば、これは某女子校の運動考査内容ですが
リレーの途中、さいころをふって
1か2が出たら、黄色コーン
3か4が出たら、緑色コーン
5か6が出たら、桃色コーンを回って戻ってくる
というように
ちょっとひねりのきいたことをさせて、子どもたちが指示をしっかり聞けて理解できているかを見ています。
サーキット運動の場合、
運動から運動への移動の最中に、ギャロップやスキップ、ケンケンで移動するようなこともあるので
移動系(ギャロップ、ケンケン、スキップ、ジャンプ)などは苦手がなくなるようにしておきましょう。
ケンケンも、どちらの足を使ってもできるように練習しましょう。
(足を変えて!と指示されることもあります)
平均台やとびばこなど、自宅や小さなお教室では対策が難しい、道具をつかった運動も多々出題されるので、受験体操クラスを取っていないご家庭は、季節講習だけでも大きなお受験体操教室で慣れておくといいでしょう。
ボール・玉系
- ドリブル
- 8の字ドリブル
- 遠投
- ボール投げ上げ
- キャッチボール
- 玉入れ
- 的あて
- ピンポン玉運び
- ボールを持って平均台渡り
などなど
ドリブルも
フープの中で○回
走りながら(歩きながら)ドリブル
ドリブルをしながらコーンを回ってくる
など、ただドリブルをするのではなく、もうひとつの要素を入れて出題されることもあります。
普段から、ボールに慣れて感覚をつかんでおくことが大事です。
大きさや柔らかさが違うボールをいくつか揃えて、自宅でも練習しましょう。
玉入れの玉をつかって、的あてをするテストもたまに出ているようですが
これも危険がないので自宅でもトレーニングできますね。
ちなみに我が家が年長さんでお世話になっていたお受験体操では 1号サイズのボールを使ってドリブルや投げ上げの練習をしていました。
ダンス系
- 模倣ダンス
- 創作ダンス
- リトミック
- 映像を見て模倣ダンス
- 動物模倣
などなど
受験生が数人のチームになり、課題曲に合わせたダンスを創作し、発表までさせる学校もあれば
先生が見本を見せる通りに皆で踊る学校もあります。
また、振り付けなどはなく、音楽に乗って自由に体を動かすというテストをする学校もあります。
恥ずかしがりだった我が子が、もっとも苦手としていたのは この「自由に踊る」の課題です。
音楽が好きな子なので、音に合わせて動きは浮かんでくるのですが、恥ずかしくて人前で表現できないようでした。
万が一、こういう課題が出たときのために、我が家は先にどんな曲にも合いそうな振り付けを3~4パターン覚えさせておき、
「自由に踊って」「ダンスを作って」と言われたら、この振り付けを使って踊るんだよ~と教え込んでおきました。
その他
運動テストと行動観察の間のような感じで
しっぽとりゲームなどのように運動しながらゲームをする考査もあります。
身体能力だけでなく、楽しんで参加できているか、お友達を思いやれるか、ルールを守れるか、負けても泣いたり不貞腐れたりしないかなど、多くのことを見られていると思います。
アスリート養成試験ではないので、タイムや出来映えより気持ちが大事!
運動テストの場合、どうしても
「跳べた、跳べなかった」
「1位だった、びりだった」
「できた、できなかった」
と白黒つきやすく、保護者も心配になる項目も多いかと思いますが
運動能力を重視していると言われる学校も一部ありますが
その学校にも、決して運動神経が最高に良い子ばかりいるわけではありません。
出来不出来や出来栄え、かけっこ等のタイムを競うだけの考査ではないのです。
- 何かに挑む姿勢や、楽しそうに取り組む姿、できなくてもあきらめない根性、やり抜く力があるか
- 先生の指示をきいて約束やルールを守れているか
- お友達の邪魔をしたり、できなかったからと不貞腐れて諦めてしまったりしないか
などの内面を見られているのだそうです。
こういったことを育んでいくためにも、受験体操の教室ではなくても家庭や幼稚園・保育園以外にも心身を鍛えてくれる習い事をするなどして、準備しておくことが大切ですね。