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小学校受験をする際に
まず最初に考えることは
「どのお教室でお勉強したらいいかな」ということだと思います。
大手お教室にも種類があり、それぞれ特性がありますし
大手か個人かも迷うところでしょうね。
過去にお教室選び関連の記事もいくつかUPしております。
今回、ある友達の知人の方から、
友人経由で我が家がお世話になっている学校を第一志望に考えているので、
どこのお教室にしたらいいかを教えてほしいという依頼がありました。
お受験で第一志望校にご縁を頂いてから
こういった質問をとても多く受けるので
個人的に今思うことをここにまとめておこうと思います。
『お教室の授業の取り方』のポイント
志望校別クラスはできれば大手で
まず ひとつ目に
難関校を目指しているのであれば
個人的な意見にはなりますが (総合クラスを取った上で)志望校別クラスは必須だと思います。
志望校別クラスが必須だと思う理由
理由はいろいろあります。
- 志望校の情報を多く得られる
- 志望校の考査内容に沿った効率の良いカリキュラムになっている
- 当日一緒になるかもしれない顔ぶれに慣れておくことができる(少しでもリラックスした状態で考査を受けられるし、お友達がいるとおしゃべりしがちな子も、前もって「顔見知りがいてもおしゃべりしないというトレーニングができる)
などなど。
もしどうしても志望校別クラスが取れない場合は
せめて学校別模試だけでもフルコンプしておくことをおすすめします。
できれば大手がいいと思う理由
さらに、できれば志望校別クラスはできるだけ大手で取っておくといいかと思います。
主な理由としては
- 人数が多い分、過去に多くの合格者を輩出(多くの在校生ともつながっている)しているため、情報量も多く、正確であることが多い。
- 大手の志望校別クラスは人気が高い=本気度が高い人が集まっている環境がある
- 志望校別クラスの合格率の高低はお教室側にとっても死活問題なので、お教室側の本気度も高い
- 情報量が多いので、過去の考査の傾向と対策をばっちり把握した効率のよいカリキュラムが組まれている
などがあげられます。
注意点
学校によっては、大手お教室よりも その学校に特化した個人塾や中小規模のお教室のほうが 合格者を多く輩出していたり、合格率が異様に高かったりもしますので
ご注意ください。
総合クラス(メインのお教室)は大手でも小規模でもいいと思う理由
もちろん、総合クラスはマストで取るべきだと思います。
ただ、これも個人的な考えで賛否両論あると思いますが
総合クラスについては大手でも小規模でもいいと思います。
ただしこれも志望校がはっきり決まっている場合と
そうでない場合(国立にしようかな~でも私立も受けようかな~という感じで、とりあえずお受験はしたい!というような場合)では
違ってくると思います。
志望校がはっきり決まっている場合
志望校がはっきり決まっている場合は
たとえば、ペーパー難関校であれば、
大手でも個人でも中小規模でも
ペーパー指導に定評のあるお教室で 年長総合クラス(ネーミングはいろいろですが、年長さんの基本クラス)を取っておくといいと思います。
ノンペーパーの学校を志望している場合も
ペーパー等、机に座ってのお勉強がベースにはなってくるので
「ノンペーパーオンリー」のお教室ではなく
まんべんなく見て下さるお教室を選ぶのがベターです。
また、ノンペーパー校というのは、ペーパー校よりも諸々不透明なところがあるので
(ペーパーの出来不出来で明確に点数化される学校とは違う)
ノンペーパー校だけに賭けるのは 不安という方が多いと思います。
その不安を払拭するためにも、本当にまんべんなく小学校受験に必要なことを見て下さる(ペーパー・行動観察・巧緻性・絵画制作・体操など)お教室を探して
広く浅く、対応できるようにしておくといいのではないかなと思います。
志望校がはっきり決まっていない場合
志望校がはっきり決まっていないけれど
とりあえず難関校を狙ってみたいという場合は
資金に余裕があれば大手をおすすめします。
大手であれば、どこの地域のどの小学校に対しても、
また国立小学校についても、私立小学校についても
過去に合格実績もあり傾向と対策の情報も持っているからです。
大手のメリットとデメリット
大手(または、人気が高い中規模)のお教室の総合クラスは、ペーパーの指導にも定評がありますし
まんべんなく総合力をつけていける内容になっており、効率がとてもいいです。
繰り返しになりますが、大手教室であれば さまざまな学校の情報や考査の傾向と対策を把握しているという強みがあり、それに基づいたカリキュラムを作っているので
内容はすごくいいです。
ただ、『大手』(または人気中規模教室)だけあって、かなりの人数が集まってきます。
一クラスに20人またはそれ以上の子供たちがいることも。
お受験準備が出遅れていたり、我が家のように早生まれさんだったり
のんびりマイペースさんがったりする場合
完全なる「お客様」状態になってしまう可能性があります。
20人ほどの生徒を抱えているお教室ですと
かならずメインの先生以外に、サポートをするサブの先生が何人かつくと思います。
(1~3人程度)
しかし、それでも先生が一人当たりで見る生徒は5~6人になるでしょうし
その中に手がかかる子がいた場合、その他の子供たちは理解していようがいまいがおいてけぼりになることが とても多いです(経験談)
小さな子供が「受動的」(つまり一方的)に授業を受けて 得られることって少ないと思うんですよね。
先生とお話しながら、「じゃあ、これは」「これってどうなると思う?」などと問われて、自分の頭で考えて発言して、、という能動的なお勉強ができないと
意味がないと思うんです。
我が子も年中さんのときに通っていたメインのお教室は
クラスに20人ほどの子がいて、先生はメインサブ入れて3人でした。
1時間半ほどの授業の中で
うちのように引っ込み思案で先生に話しかけたりできない子(でした)の場合
先生に直接指導して(声をかけて)もらったのは 時間にして数分だけだったので
これでは、おいてけぼり感が強くなるだろうし
本人が自信を失ってしまうと感じた私は
メインのお教室をチェンジしました。
少人数教室のメリットとデメリット
チェンジした先のお教室は
1クラス6~8人程度で先生がメイン1人、サブ1人でした。
ペーパーのクラスは先生がメイン1人、サブ2人ついていました。
この程度の少数体制ですと
他のお友達が注意されていることも 自分事としてとらえて
「ああ、これはこうしたらいいんだな」「これはダメなんだな」と学ぶこともできるし
授業中に 先生に何度も直接指導してもらえるので
理解も深まりますし
先生がひとりひとりの子供のことをよく把握できるので
志望校選び、弱点はどこか、長所はどこかという点についても
親子共々参考になるアドバイスを頂けると思います。
デメリットとしては
志望校によっては、その学校の最新情報をさほど持っていない可能性があることと
少人数で和気あいあいとする環境に慣れ過ぎてしまい
模試や考査当日、知らない子や保護者がわんさかいる状態に不慣れになってしまうことでしょうか。
ただ、大手教室で模試や講習だけ取る、などの方法で
その点は充分カバーできると思います。
まとめ
いろいろ述べてきましたが
結論としては
ある程度の難関校を目指すのであれば
子供にあった総合クラスで しっかり学び
志望校対策はできればある程度情報や人数がいるクラスや講習、模試で
実践型で学ぶというのが望ましいと思います。