小学校受験に挑みたいけれど
コネがないから難関校受験は諦めモード…というご家庭に
ぜひ読んでほしいコネ無し家庭が小学校受験でご縁をつかむための秘訣をお伝えします。
- コネなしお受験家庭が難関名門小学校に合格する秘訣は「学校選び」
- 小学校受験の願書や出願書類・考査内容にコネなしに優しい学校かどうかのヒントがある
- コネなし小学校受験でもペーパーは裏切らない
- 情報を持っている小学校受験塾の先生にコネなしでもチャンスがある学校を聞いてみる
- 小学校受験を成功させたいなら、コネがないからと開き直らず、すこしでも縁を探しておくことも必要
- 小学校受験のコネなし家庭がお受験でご縁をつかむには間違いのない出願校選びを
コネなしお受験家庭が難関名門小学校に合格する秘訣は「学校選び」
小学校受験は近年だいぶ一般家庭にも門戸を開いてきたと感じますが
やはり超難関校、伝統校の一部では
縁故、出身者枠と思われる合格者が多数存在するのは確かです。
しかし、名門校・人気校と言われる学校の中でも
比較的フリー枠にも広く門戸を開いてくれている私立小学校というのは確実に存在します。
一般的に「コネ・卒業生枠が強い」と広く知られている学校ではなく
子ども自身をしっかり見てくれる学校を選ぶことがとても大切です。
小学校受験の願書や出願書類・考査内容にコネなしに優しい学校かどうかのヒントがある
近年、小学校受験などの願書に
親の学歴や職業や年収などを記載させる欄は
公平ではない、個人情報の保護の観点等々の理由で少なくなってはいますが
実際の願書を見ると
家族の名前、会社名などを書く欄や
家族の名前や年齢の横に「備考欄」のような形で
親や兄弟姉妹の学歴や職業、出身校などをアピールできる仕様になっている学校も多々あります。
フリーに優しい小学校については
願書の段階では、親や兄弟のバックグラウンドについては
そこまで深く書けないようになっていることが多いようです。
コネなし小学校受験でもペーパーは裏切らない
「ペーパーは裏切らない」
かつて、こういった名言を言ったお受験ママの先輩がいらっしゃいましたが
本当にそうだと思います。
我が家のお受験仲間のお一人で
ご両親ともに地方の小さな商店を営むご家庭で育ち
現在は一般企業のサラリーマンというご家庭のお子さんがいました。
そのお子さんは、ペーパーも巧緻性も絵画制作もよくできる、いわゆる光るお子さんでしたが
親戚やお知り合いをどんなにたどっても
私立小学校や国立小学校にに行った人がひとりもいない方でしたし
お父様がコネや縁故を嫌う方で、「実力で入れないなら公立で充分!」という考えでした。
お教室の先生からは
「こんなによくできるお子さんなので、
本来は(東京最難関小学校)に相応しいけれど
不透明な力が働く学校は この子のことを正当に評価してくれない。
しっかり本人自身を評価して、結果を出してくれる小学校を受けたほうがいい」と言われ
別の某難関小学校を3校勧められたそうです。
某難関小学校3校は すべて大変人気の私立小学校でありますが
どこもフリーに優しいと言われており、
親の素性や出身校などをアピールする場が少ない小学校です。
そのお子さんは年長の夏に
完全に「フリーに強い学校」に舵をきって
絶対に頑張りが成果に結びつく「ペーパー」に力を入れ
見事難関校にフリー合格をしました。
家庭でのペーパーのお勉強のやり方に迷いがあるママさんは
ぜひあの「こぐま会」の通信教育をお試しになってみてはいかがでしょうか。
情報を持っている小学校受験塾の先生にコネなしでもチャンスがある学校を聞いてみる
私がここで具体的に〇〇小学校と▲▲小学校がコネなしに優しいですよ、
なぜならこんな具体的な例がありますよ、と教えてさしあげられたらいいのですが
各小学校の固有名称を使うことは控えたいと思います。
某お受験系掲示板などでは
「〇〇小学校は縁故なしでも受かると言われているけれど、結局縁故の人ばかりだ」
「××小学校はフリー枠があると聞いているけれど、結局フリーは落とされた」
などの書き込みがあり、惑わされることも多いかもしれませんが
ああいった書き込みは実際には学校に通っていない人(ご縁を頂けなかった方)が
書き込んでいるものも多いので 信じてはいけません。
信頼できる、実績があるお教室の先生に相談してみてください。
必ず 縁故がなくても、出身者や紹介者がなくても
実力と本人の素養、常識あるご両親であれば合格をつかめる名門小学校はあります。
ただし、そういった学校は
すでに家庭力や多少の縁故などの力を持っている家庭だけでなく
コネなしでも絶対合格しようと
必死の努力をされてきた精鋭たちが多数受験するため
倍率も高く、難関であることには変わりありません。
小学校受験を成功させたいなら、コネがないからと開き直らず、すこしでも縁を探しておくことも必要
上述のお子さんは 本当にコネも何もなく
実力のみで難関校のご縁をつかみ取りました。
親御さんのほうが合格にびっくりして、
慌ててお教室の先生から在校生をご紹介頂き
「本当にうちがあの学校に行ってもついていけますか?」と相談されていたほどです。
ですからコネなしでも力があれば合格できる学校に
間違わずに出願すれば 可能性は高まります。
ただ、コネありが強いとされる小学校にも
少なからずフリー枠はある学校が多いようです。
ですからコネがないから受験しない!という結論を出す必要もありません。
ここでいう小学校受験のコネというのは
- 多額の寄付金を入れられそうな政財界の重鎮のお孫さんやお子さん
- 大企業や老舗企業の創業者一族
- スポーツ界や文化界で活躍し、知名度もお金もある家庭
などだけでなく
- 代々がその小学校の出身者
- すでに在校生に兄姉がいる家庭
- 保護者が出身者や関係者
などなどをイメージするかと思います。
こればかりは、一朝一夕でどうにかなるものではありませんよね。
ただ、もし面接や願書、アンケートで「なぜこの学校を志願したのか」という質問がきたときに
- 「〇年生の××さんとお知り合いで、~というお話を聞きました」
- 「シッターをして頂いている方が御校のご出身で、~というお人柄に感銘を受け、御校に関心をもったのがきっかけです」
などなど、具体的に在校生や卒業生のお名前を言えるだけでも
まったく何もないフリー枠よりは、学校に与える印象も違ってきます。
また、我が家は
学校説明会や個別相談会にこまめに参加し
面接等で機会があれば
- 「〇〇先生の第1回学校説明会の××についてのお話に感動し」
- 「個別相談で担当して頂いた▲▲先生からのお話で~とアドバイスを頂き」
などと先生のお名前を出すことで
コネはないものの真剣に学校のことを研究してきました!という姿勢をアピールしました。
このようにコネがないから何もしない、ではなく
フリー枠として、子供の実力プラスアルファの何かを
親の力で引き寄せる努力も必要です。
小学校受験のコネなし家庭がお受験でご縁をつかむには間違いのない出願校選びを
正直言って、コネなんかなくても、幼児教室に行かなくても
ご縁を頂ける私立小学校はあるのだろうと思います。
ただ、このブログを読んでくださる方が目指す私立小学校は
そういう類の小学校ではないだろうという前提でお話してきました。
小学校受験で、「全落ち」をしてしまったご家庭を見てみると
コネがないのにも関わらず、
知名度や偏差値だけで学校を選び
私立の最難関・難関・伝統名門校などの人気校だけを
片っ端から受験した方々が多いです。
全落ちを避けるためには
百戦錬磨の実績と情報があるお教室の先生と相談しながら
コネなしでも合格する枠が多くある学校や
子どもの性質や家庭のカラーに合う学校を教えてもらい
その学校の出題傾向にフォーカスして しっかり準備することが大切です。
(もちろん、その学校の方針や建学の精神に共感できるのが大前提です)
今は一昔前であれば良家の子女しか入れないというイメージだった小学校にも
一般家庭が多く入学しています。
ぜひ諦めないで 正しい出願校選びをしましょう!