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小学校受験のペーパーの分野に地図上の移動というものがあります。
この問題を解くのが苦手な子は、そもそも地図上の移動ってどういう意味か分かっていない子が多いのだろうと推測します。
我が家もペーパーを始めてすぐは、なかなか理解ができずにいました。
ペーパーの先生に「禁じ手」だけれど、絶対に間違えない方法を教えてもらったのですが(それは、そのお教室で有料で習っている子が多い方法のため、ここには書けません。ごめんなさい)
禁じ手を使わずとも、頭の中でイメージする特訓をすれば、誰でも解けるようになります。
地図上の移動を解けるようになる方法
そもそも地図上の移動とは
地図上の移動とは、お受験でよく出てくるペーパー問題の分野の一つです。
たとえば、こんな感じの問題です。実際は、ペーパー難関校ではこれよりももっと複雑な問題が出てきます。
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まずは右左をしっかり理解すること
こういった問題をとくには、まず右左をしっかり理解することと
どちらに向かって右、左というのを理解しないといけないということが大前提にあります。
たとえば駅の改札の外から、改札に向かってくるお父さんを見ていたとき
「改札を出て左側にいるよ」「改札に向かって左側にいるよ」では
同じ「左側」でも 位置としては違ってきますよね。
これを理解していることが大切。
まずは右、左。
誰から見て右、とか、こちら側から見て右、とか
そういったイメージを持てるようになることがとても重要になってきます。
次はキュービー人形やレゴの人形を使ってイメージする
右・左のイメージが完璧に理解できたと感じたら、次はいよいよ地図上の移動に進みます。
本番の考査では、頭の中だけで地図上を移動するイメージをして、解答しなくてはいけませんが、まずは確実に「移動したら、今、私(ぼく)が思っている右左とは方向が違ってくる」ということを理解できなくてはいけません。
そのために使うのが小さな人形です。(自立できるものがいいかと)
たとえば、キューピーちゃんを使うとして
最初はキューピーちゃんの右手に油性ペンで印をつけたり、シールを張ったり
カラー輪ゴムをつけたりして、ひと目で「右手」と分かるようにしておきます。
この状態で、地図上の移動の問題文に沿って
キューピーちゃんを動かしていきます。
- ○個目の角を右に
- ポストの先の角を左に
などの様々な指示があるので、
「〇個目」の数え方や
ポストの「先」と「手前」とはどこのことか、ということを
教えながら、キューピーちゃんを進めていきましょう。
次はキューピーちゃんの右手の印を消す
問題文の指示に沿って、キューピーちゃんを移動させるトレーニングが終わったら
次はいよいよ、キューピーちゃんの右手につけた目印を取って、どちらが右手か可視化されていない状態のキューピーちゃんで地図上を進んでみます。
子どもたちは、自分が向いているのと同じ方向に向かってキューピーちゃんを進めていくのは得意ですが、キューピーちゃんが子どものほうに向かって進んでくるときの
- 右に曲がる
- 左に曲がる
- ○○の手前に曲がる
- ○○の先を曲がる
を理解するのが苦手だったりします。
そのため、子どもには
「自分がキューピーちゃんになったつもりになってごらん」
「〇〇ちゃんがキューピーちゃんに乗り移ったと想像してみて」
などと言って、
自分が見ている景色と、地図上を移動する人形の見ている景色が違うことをイメージさせ、理解させます。
最後に人形なしで解いてみる
子ども自身の目線と、地図上を移動する架空の人物の目線が違うこと、
どの位置にいるかで「右、左、手前、先」の位置が変わることを、
人形等を通して理解できたら、今度は人形なしで問題にチャレンジです。
ここでどうしてもつまずいてしまう子は、そもそも右左の概念や、位置の概念が分かっていない子も多いと思うので、
初心に帰って 右左の基本問題集から解いてみましょう。
左右が分からない子、鏡に映った人の左右がこんがらがってしまう子には
こちらを使ってみるのもおすすめです。
ペーパーを理解するには紙のお勉強より具体物が大事!具体物を使ってペーパーを教える先生を探す
地図上の移動だけでなく
観覧車問題や重ね図形・回転図形・積み木問題・天秤問題などもそうですが
ペーパー上でどんなに説明しても4歳さん5歳さんが理解するのは無理です。
急がば回れで、理解できない問題はどうにかして具体物に落とし込んで理解させてあげましょう。
ペーパーの指導に定評のあるお教室では
「ああ!なるほど!!こんな風に教えたらいいのね!!」と目からうろこが落ちるような指導方法を具体物等を使って教えて下さいます。
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