泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験 面接で注意すべきこととは

 

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こんばんは。

 

昨日はお風呂に入りながら、こちらの本を読んでいました。

 

 

 

 

気ばたらきができる大人の美しいことば遣い(三笠書房)塩月弥栄子

 

 

この本の中に

 

相手に好意を持たれるために注意すべきことが以下のように書かれています。

(一部抜粋、要約)

 

  1. 相手が地位や身分が高いからといって、ペコペコした卑屈な態度で聞かない
  2. ばか丁寧な聞き方をしない
  3. お世辞たらたらしない
  4. 不平や「だって」を口に出さない
  5. 簡単に賛成するような自主性のない態度をしない
  6. 軽々しい浮ついた聞き方をしない
  7. よくわからないことをわかったような顔をして聞くことをしない
  8. ちょっとしたことを聞いただけで、ひどく感心したふりをしない
  9. すぐにちゃちゃをいれるようなふまじめな聞き方をしない
  10. 皆が感心して聞いてるのに、自分だけは相槌を打たずに、お高くとまっているような態度をしない

 

これは、まさに小学校受験の説明会や、個別相談会、考査の面接の際の

親の態度とも通じることだなあと思いながら読みました。

 

 

 

私が某大手幼児教室や他のお教室で受けた面接特訓。

そのときに先生にご指摘いただいたことを思い出しました。

 

 

そこで今回は、我が家のことで恐縮ですが

面接の練習時にお教室の先生から頂いたアドバイスをまとめておきます。

 

これから面接を受ける方、個別相談を受ける方に

少しでも参考になればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

面接で注意すべきと言われたことリスト

1. 自然な頷きは好感が持てる

 

私は、面接特訓の担当をしてくださったお教室の先生の質問中や

そのあとの解説のときに

ごく自然に先生の目を見て、「うんうん」と頷いていたのだそうです。

 

 

本番は緊張や「練習した通りに言わなきゃ!」というプレッシャーで

面接官の話を聞くときも、石のように固まっている親が多いそうですが

「面接」は、はじめての先生(学校)と親の会話の場。

きちんと相手の話を聞いて、それに対して答えるというキャッチボールが上手にできると

 

先方の印象もとてもいいと言われました。

 

わざとらしい頷きや大げさな相槌はかえって印象を悪くするので注意だそうです。

 

 

 

 

 

2.簡単に感動したり、共感したり、賛同したりしないこと

 

願書でも、面接でもそうですが

「御校の建学の精神に深く共感し」

「貴校の校長先生のお話に心が震えるほど感動し」

などのワードは、学校側も聞き飽きているとのこと。

 

うすっぺらくしか聞こえなくなってしまうので

乱用、多発しないようにと言われました。

  

3.自分の言葉と具体的なエピソードが大切

 

誰でもが思いつくような言い回しや

面接対策参考書から抜き出したような言い回しはNGだそう。

 

教育方針を聞かれたとき、

子育てで幸せだったことをきかれたとき、

子供の長所や短所を聞かれたとき、

いかに自分(その家族)にしか語れない言葉で

印象に残り、説得力のあるエピソードを言えるかがキーだそうです。

 

 

私は、ずいぶん前からこの話を聞いていたので

手帳を一冊用意し

 

子供の成長を感じたことや

子供に言われて感動した言葉、

感銘をうけた本の中の一文、

子育てのヒントをもらった詩集の中の言葉などなど

 

まとめておりました。

 

これが本当に役に立ったのです。

 

 

「教育方針」を尋ねられたら

「(ある詩の一節を暗唱し)〇〇さんの詩集の詩ですが、この詩のような心で常に子供に接したいと思ってやってまいりました」

のように答えることもできましたし

 

「お子さんの長所」を尋ねられたら

エピソードノートに書いたことの中から、一番その学校に合っていると思われるエピソードをお伝えすることができたと思います。

 

4.一生懸命、答えようとする姿勢、真摯に向き合う姿勢が大切

 

 

親子面接のとき、子供が言葉につまってしまったり

親として「こんなこと、先生に言わないでよお」と思うようなことを言ってしまったとき

 

親がしかめっ面をしたり、笑ったりしてはいけないということ。

 

子供が言葉につまっても

「いいよいいよ、待っているからゆっくり考えようね」

「言いたいことがあるけど、言葉にするって難しいよね」というようなことを

心の中でつぶやいて、子供に寄り添っている姿勢でいることが大事だそうです。

 

親が顔はニコニコしていても

心の中で「ほら!練習通りに言えばいいでしょ!!」とか思っていると

そのとげとげしい雰囲気というのは面接官にも先生にも伝わるから、と。

 

 

私は実際の面接で、子供が面白いことを言って、自ら吹き出してしまったとき、

面接官の先生も大笑い、親も一緒に大笑いしてしまったことがあります。

でも結果的に、それでご縁を頂けた学校もあるので

 

要は、いい雰囲気の親子だなと思っていただければ

それでいいのかもしれませんね。

 

 

 

 

5.自然体でいること

 

お教室の先生から、子供もそうだけれど

親もがちがちに固められた、演劇のような面接の受け答えをしていると

まったくその親子の姿が見えてこないと言われました。

 

我が家のように、共働きでママもばりばり働いている家庭は

自然体で、相手に対してへりくだりすぎず、上から目線にならずに

自然にフラットに話ができる人のほうが

相手からの信頼を勝ち得る確率が高いということはよくわかっているので

面接には強いとも言われました。

 

ただ、あまりにも仕事熱心すぎて、

「母親」的な雰囲気がゼロになってしまうところがあるとまずいので注意してくださいとも言われ、

それを頭にいれながら、面接に臨むことにしました。

 

 

 

 

私は仕事で

自分が面接官側になったこともありますが

 

やはり

  1. 目が活き活きとしていたり、優しかったりする
  2. 穏やかそうな雰囲気
  3. 軽くない、誠実な雰囲気
  4. 素直に人の話を聞ける人
  5. 気持ちのよい話し方
  6. 清潔感
  7. 堂々としているけれど、偉そうでない態度

などの話し方や、表情、態度の印象というのは

その面接の審査結果に大きく影響するものだなあと思いますし

「この人と一緒に仕事がしたいか」という判断をするヒントになります。

 

これって、絶対に

小学校受験の面接にも同じことがいえると思うのです

 

 

「この学校の保護者として、長くお付き合いできるかどうか」

「モンスターペアレンツになるようなわがままさや非常識さ、傲慢さがないかどうか」

そんな観点からも、先生方は親を見ていらっしゃると思いますので

そんな意識をもって、面接や個別相談を受けてみてはいかがでしょうか。