泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験 こんなお教室は嫌だ!我が家が選ばなかったお教室とその理由

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我が家は年少さんから新年長さんまで、
長い間、さまざまなお教室の体験や見学にお邪魔しました。

 

 
新年長になってから、お教室ジプシーをすることは

決していいことではないのはわかっていたので
とにかく年少さん、年中さん前半までは
お受験のお教室にいくつかお世話になりながらも
後悔のないように、いろいろなお教室をリサーチし、体験や見学をしてきました。

 

 

その中で「ああ、このお教室だけは絶対にやめよう」と思ったお教室がいくつかあります。


今日は、私が「このお教室は信用できないな」「このお教室は選ばないな」と思った理由をご紹介します。


これからお教室選びをする方々の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

我が家が「このお受験教室は嫌だ!」と思ったお教室とは??

 

1.先生に個人情報保護の意識がない

 


あるお教室の先生は、見学に来た私に、


「一番前の席のあの子のパパは○○をやっているの」


「この子のお姉ちゃんは××小学校なの。だからこの子も××小志望よ。まあ姉妹だし入りやすいわよね」


「この子は、あなたのところよりも、もっと月齢が低いのよ。○月○日生まれ。
でも△小学校などの難関に入れたいからって、ご両親も頑張っているの」


など ペラペラとお話してくれました。

 

 

また、別のある個人塾の先生は


「うちにはある芸能人のお子様もいらしているのよ。内緒だけど」とおっしゃったり
別のお子様の入室申込書(親の仕事や志望校などが書いてある)がその辺に置いたままになっている状態で
我が家にも「体験にいらした方にも一応書いて頂いているの」と、個人情報を書かせようとしました。


子供の名前や住所だけでなく
親の仕事や志望校、先生が書いた「縁故の有無」のようなコメントまで書いた紙を、
平気でその辺に置いておく(お教室のエントランスの靴箱の上)


お教室の生徒と保護者以外でも、ぱっと持ち帰ることもできるほど神経が信じられませんでした。

 

 

私が例にだしたお教室は2つ共、規模の差こそあれ、個人のお教室です。


個人の先生の中にも、きちんと管理されている方もいるのだろうとは思いますし
まあまあ大手でも、この辺が杜撰なお教室もあるので
これからお教室選びをされるご家庭はこういったことに十分ご注意ください。

 

 

 

 2.体験中の参観をさせてくれない

 


普段は参観不可のお教室でも、
体験や見学の段階では授業の様子などを見せてくださるお教室がほとんどだと思います。


我が家が体験クラスに伺った、あるお教室は
お母様はここまで!と入口までしか見せていただけませんでした。


お教室内の環境等、まったくわからない状態のまま
(しかもその日は、他のお友達がだれもいなかった)
初めて会う先生にお預けするのが とても怖かったです。


あとから子供に聞いたところ、
お部屋がとても汚くて寒くて暗かったと。
寒い時期だったので、戻ってきた子供の手足が冷え切っていて 鼻水まで垂らしていました。

 

HPだけ見ると合格実績もありそうだし、体験だけでもと思ったのですが
体験なのに「御授業の内容もお教室も、お母様には見せらせない」と言われた時点で
体験すらやめておけばよかったかなと思いました。

 

もちろん、そのお教室には2度と行きませんでした
あのとき書いた個人情報を破棄して頂いているか、とても心配です。

 

 

3.親の参観がないことをいいことに、子供の悪口を言う


親が参観しないタイプのお教室でのできごと。


ここは、体験の子の親だけは参観ができるので
その日は、私だけが参観していました。


するとその先生と補助の先生が
子供にペーパーをさせている間
「○○君!きちんと座りなさい!!」「うるさい!」とある男の子を注意していました。

 


そのときに、小声で
先生「ほんと、この子嫌になるよ」
補助「そうそう、何度言ってもダメ。」
先生「これで受験なんてねえ」
補助「他の子も迷惑ですよね」
というような会話をしていたのです。

 

どんなに小さくても「自分が迷惑なのかな」「先生は僕を嫌いなのかも」と
この男児にはなんとなく伝わってしまっているはずです。

 

いくら「お受験対策としてお勉強をするお教室」だからって
(いや、だからこそかもしれませんが)


幼児の心の教育の仕方を知らない素人の先生にお任せするわけにはいかない。


子供が自信をつけ、学ぶことやお友達や先生と関わることは楽しいことだと教えてもらえないお教室には
行かせたくないと思いました。


このお教室の先生は信頼できない!と感じ
入会はしませんでした。

4.合格実績があやふやなお教室


合格実績がお教室のすべてではないですが
合格実績があるからこそ、分かること、判断できることがあると思います。


また、合格実績があるからこそ、対策も取りやすいという部分があると思います。

 

小学校受験は情報がとても大切なので
私は「合格実績」については、どのお教室でもしっかり聞いてきました。


HPに「過去○年での合格実績」という形で
何年分か丸めて、△△小学校10人 などと発表しているお教室については
今年は何人合格されたのですか?と細かく聞いてみました。

 

年度ごとの合格実績を詳細に数年分オープンにしてくださっているお教室

さらに、
何人が受験して、そのうち何人が合格したかということを
(つまり母数がクリアになっている)明かしてくれているお教室もありました。

 

我が家は、
・うちの志望校を受験した人がここ3年、何人ずついたか
・その内何人くらいが合格されたか。
・差し支えなければ、そのうち何人がフリーだったか教えてほしい
というようなことを伺うようにしていました。

 

もちろん教えてくださるお教室と
くださらないお教室がありました。


でも、我が家的に一番「うさんくさい」と思ったのは
教えてくださらないお教室ではなく
「うやむやにごまかすお教室」です。

 

「そうねえ、うちからあの小学校を受ける方は、ほとんど合格してますね」
とか
「毎年たくさん受けてますよ。8~9割方合格しますね」
とか。

 

正直、我が家の志望校は、難関と言われている小学校のひとつでしたので
「ほとんど合格」「8~9割合格」というのは考えにくいと思うのです。

 

はっきりしたデータを出さずに
口で適当にごまかそうとするお教室は、避けるようにしていました。

 

 

ちなみに
大手のお教室は、あちこちに校舎があり
HP等で発表される合格者数は、全体を通じての合格者数だったりします。


大手A教室の B小学校への合格者数が50人だったとしても
その全員がA教室のB小学校クラスに通っていたとは限りません。


なので、大手のお教室の場合は、
かならず「志望校別クラスを取っていたお子さんの何割が合格したか」
「この校舎では何人合格したか」なども
しつこくない程度には、伺うようにしていました。

 


5.否定決めつけの先生


「あなたの子は、あの小学校には向かない」


「お宅のご家庭力では、あの小学校は受からない」


「あの小学校はコネがない子は絶対に受からない」


「今からあの小学校を目指しても 絶対間に合わない」


「今こんなことができないようでは、小学校受験には向かない子だと断言できる」


「この塾に一日も早く入室しないと、第一志望合格は難しい」

 

これはすべて、私が実際に、体験で伺ったお教室の先生に言われたことです。


否定的なことを言い切られてしまいました。
さんざん言われた我が家ですが、合格を頂けました

 

これを言った先生方にご報告したいくらいです(笑)
ちゃんと間に合ったし、ちゃんとご縁を頂けましたよ~と。

 

 


小学校受験は甘くありません。
周りを見ても「どうしてあの子が??」と思うような優秀なお子さんや、素敵なご家庭でも
ご縁を頂いていないケースが周りにもたくさんあります。


兄弟姉妹が強い、親がご出身だと有利等々…あるのだろうなと思います。

 

だからといって、はなから子供や家庭を信じてくださらないお教室に
子供を預ける気はありません。

 

先方も、おそらく「あんたんとこみたいな家庭は お引き受けしたくないですよ」という思いもあって
こういった言葉を使ったのかもしれませんが。

 

 

6.不潔、匂い、薄暗い、危険なトイレやエレベーター

 

あるママは、お教室のトイレがいつも汚い(子供が使って汚れたということではなく)のを理由にお教室を辞めたそうです。

 

私も、お掃除をちゃんとしていなかったり
狭くて窓もないのに空気清浄器がなかったりするお教室は避けてきました。


荷物がうず高く積み上げられていて、今にも雪崩を起こしそうなところもやめました。


こういうことは、子どもの安全や衛生面に関心がないことの表れですからね。

 

 

また、お教室のビルに入った途端、変な匂いがしたり
エレベーターが古くて狭くて暗かったり、
トイレに行くまでの廊下が暗かったり、トイレの扉が異様に重かったりするお教室もやめました。

 

まあエレベーターは子どもがひとりで乗ることはないにせよ
お教室の途中で「トイレ」に行くときは、ひとりで移動することもあり得ます。
なので、トイレ周りには特に注意してチェックしました。

 

テナントとしてビルに入っているお教室などですと
そのトイレは「お教室の関係者以外でも自由に使える」トイレである可能性もあります。

 


安全、防犯面を考えて
私は
・トイレはお教室の関係者しか使わない
・お教室の関係者以外の人が使うトイレを子供たちも使う場合は、だれかスタッフが付き添ってくれるか
 または親が参観型でトイレまで付き添える
かどうかをよくチェックしました。


こんなところでしょうか。
ここで例にあげたお教室以外の
他のお教室は、それぞれに特徴があり、魅かれる部分があったところも多かったですが
曜日、場所、費用、実績、信頼面、子どもとの相性等々考慮して
最後までお世話になるお教室を決めていきました。