2つのお教室を辞めてしまい、〇万円の入会金を無駄にした我が家が
紆余曲折を経て、最終的にはどういうお教室にお世話になることにしたのかをご紹介します。
このあと、「もう一銭の入会金も無駄にしたくないね」ということで
もうここ以外考えられないと思うほどに親子でほれ込んだお教室に入会しました。
そしてこの幼児教室を軸として、その幼児教室では補いきれない部分を補ってくれるお教室をみつけ、最終的には新年長からは3つ(時期によっては4つ)お教室にお世話になることにしました。
我が家のお受験塾のポートフォリオ
まずお受験対策のクラスにはどんな種類があるのか、何を取ればいいのか
お受験対策をするための幼児教室のクラスの種類はさまざまです。
たとえば
- 総合クラス
- ペーパークラス
- 行動観察クラス
- 言語クラス
- 巧緻性クラス
- 体操クラス
- 絵画制作クラス
- 表現力クラス
- 男子難関校対策クラス
- 女子難関校対策クラス
- 志望校別クラス
- 面接特訓クラス など
お教室によって、さまざまなクラスが用意されているところもあれば、
総合クラスと巧緻性クラスしか設けていないところや
ペーパー以外は何もやらないところなど、さまざまです。
さて我が家がとったクラスはどれでしょうか。
(身バレ防止のために、どのクラスをどの塾で取ったという明言は避けておきます)
志望校別は迷わず大手の枠を取りに行った
新年長手前のころに、大手幼児教室に入会しました。
とりあえず枠だけ確保したくて、正会員になるという道を選びました。
そして志望校別クラスは某大手で受講しました。
何度も同じことを書いていますが、志望校別は迷ったら大手です。
大手幼児教室では学校別クラスを設けていない小学校については
その学校のお近くなどに、その学校に特化した対策をしてくださる幼児教室があったりしますので、ぜひそちらの門をたたいてみてください。
大手幼児教室が学校別クラスを掲げているような小学校の場合、
「難関」と位置づけられることも多く、そう簡単にご縁を頂けないことが多いのですが、
大手幼児教室は、とにかく情報があります。
「この小学校は、こういう問題がでる傾向です」
「何月生まれさんだと、考査は〇日の〇時からになると思いますよ」
「今あの小学校の推薦図書はこんな本ですよ」
「ここは縁故がなくても去年うちから合格していますよ」
「この学校の面接は、先生はいっさいメモを取りません。メモを取ってもらえなくても興味がないという意味ではないので、にこやかにお話してきてください」などなど。
実際はもっと細かい情報を多くもっています。
大手に行けば受かるのではなく、大手にいくと情報が得られるという理解でいたほうがいいと思います。
ただ、この情報が事前にあるとないとでは、大違いだと、ご縁を頂いてから
本当に実感しました。
体操は専門のクラスを取った
体操は、子供自身が楽しめるものなので、専門クラスを取りました。
お受験体操でしたが、お教室通いで、お休みに公園に行く機会がなくなってしまったので、思い切り楽しんでほしくて
広いお教室で思い切り走り回れるクラスを別途とりました。
総合クラスはペーパーに強いところに決めた
総合クラスは、一番迷いました。
総合クラスだけでお受験に臨みご縁を頂くご家庭があるくらい
「これさえあれば大丈夫」的にすべてを網羅している総合クラスもありますし
一応「総合クラス」という感じの位置づけだけれど
比較的ペーパーに比重が置かれているお教室もあります。
我が家の場合、ペーパーやお行儀を厳しく見てくださる「ペーパー重視型」の総合クラスに決めました。
行動観察クラスは、季節講習や単科講習でたくさんとった
行動観察クラスをレギュラーでとっていた時期もありましたが
通っていたお教室の講習会や季節講習、行動観察模試などなど、行動観察だけは
いつも同じお友達とばかりやっても意味がないのではと思い、
あちこちでバラバラと取りました。
ノンペーパー対策クラスも受講。もし第一志望がペーパー校でもノンペーパー対策もしておくべし
ノンペーパー校=ペーパーを使い、問題を解かせる筆記問題を出さずに
口頭試問や、具体物で知能試験をしたり、行動観察や運動、絵画や制作など、
筆記テストをしないで考査を行う学校です。
この対策のために、ノンペーパー全般を対策してくれるお教室にも行きました。
小学校受験は、数日間の間に有名どころの小学校が一気に試験を行うので
試験がかぶってしまうことがしばしば。
しかも生まれつき順で受験番号が振られ、春生まれさんから試験をする学校もあれば、早生まれさんからスタートする学校もあり、
受けたい学校があっても、「第一志望と重なってしまい、受けられない」というつらい現実がたちはだかることが多いです。
10校に願書を出しても、2校しか受けられなかったなんていうこともざらです。
ですから、ペーパー対策、ノンペーパー対策、バランスよくやっておくことをおすすめします。
どちらもまんべんなく対策が済んでいれば、
併願校を選ぶときに、とても助かります。
例えば、ノンペーパー校の対策ばかりしている家庭があるとします。
ノンペーパー校は、ペーパー校と比較し、考査の基準がわかりにくい(〇×だけで表せないので)ため、「この成績なら絶対大丈夫!」がありません。
もちろんペーパー校にも絶対はありませんが
ノンペーパーのほうが、より「合格の可能性」が予測しづらいそうです。
なので、ある程度ペーパーの力もつけておいて、
ペーパー校も受験できるようにしておくことで、可能性の幅は確実に広がると思います。
その逆も然り。ペーパ―難関校志望でも、ノンペーパー校の対策をするようなクラス得られることも多いし、直前期にペーパーが伸び悩み、突然ノンペーパー校に志望校を変えるというご家庭もあると伺います。
どちらもまんべんなくやりながら、+αで強化していくべきものを強化したらいいのではないかと思います。
まとめ
こんなわけで、我が家のお受験教室のポートフォリオ(?)はわりと多岐にわたった科目をバランスよく分散させている感じです。
長期休暇の講習などは、もっと細かい「言語クラス」とか「面接対策クラス」なども入れていきましたが
うちみたいに細かくとるのが嫌な方は
信頼できる先生のもとで、レギュラーで総合クラスを一本とり、
季節講習でいろいろ受講したり
学校別については季節講習と模試だけ受けるというポートフォリオを組むという方法もいいとおもいます。
ただ、ワーママさんは夏休み、春休みと言っても
保育園は毎日あり、仕事も毎日あるので
季節講習でまとめて、というよりも、毎日つらくてもコツコツ進めていくほうがいいのではないかと思います。