こんばんは!
今朝の続きで『具体物』について書いてみたいと思います。
鏡問題
鏡の問題にも、うちは
お人形系
(女の子ならリカちゃんやシルバニアファミリーやキューピーちゃん
男の子ならウルトラマンとか仮面ライダーやレゴのお人形)を使って学びました。
100円均一で購入した大き目の鏡を使って
その前にポーズをつけたお人形を置いて
本物のお人形はこうだけど
鏡にはこうやってうつるね!と教えていきました。
また、池や水たまりには、どうやって映るかというペーパー問題の対策として
100円均一の鏡を机において池に見立て、その脇に女の子ならシルバニアファミリーのおうちや家具、
男児ならトミカのまちにつかう消防署など?をおいて
どうやってうつるかを教えました。
地図上の移動
移動問題についても
同じくお人形系が大活躍!
実際のペーパーを使って説明する場合は
キューピーちゃんやレゴのお人形が便利です。
我が家の場合は、
年中さんの間は、
地図の上を動かすキューピー人形やレゴブロックのお人形の右手なら右手に
赤いサインペンで印をつけておきました。
そしてうちの子の右手にも赤いヘアゴムをつけておきました。
こうしておくと、
同じ右手同士だけど 向かい合ったときには反対側になるのだな~ということが分かりやすいかなと思ったからです。
そしてペーパーの指示通り
「次の角を右へ、その次の次の角を左へ」と人形を動かしていきます。
人形の進行方向と、子どもが向いている方向が同じ場合は簡単に右左が理解できるのですが
人形の進行方向と、子どもが向いている方向が違ってくると 判断が遅くなりますので
ひたすら人形で練習しました。
慣れてきてから徐々に、お人形の右手につけていた目印を外し
子ども自身の手につけていた目印を外し
次は人形を使うのをやめて、手や指を使っていく・・・・というふうに
段階を踏んでいきました。
数の問題
数の問題で一番活躍したのは
やはりおはじきです。
以前、別ブログのほうでもお話したかもしれませんが
おはじきは
数の構成、数のやりとりなどで本当に重宝します。
面倒がらずに
間違った問題はおはじきを使って
解きなおさせるといいと思います。
5個のおはじきを子どもと一緒に数えながら並べます。
ぱっと2つを手で隠してしまう。
↓
「さて、ママの手の中にはいくつのおはじきがある?」
こんなふうに遊びながら進めていくことで
5の構成はかんたんに身につきます。
また
花子さんは8個、太郎くんは4個のキャンディーを持っています。
ではどちらかがいくつかあげると、二人のキャンディーは同じ数になります。
誰がいくつあげたでしょうか。
という問題も、目の前でおはじきを使って教えると
子どもの理解は早いです。
具体物として『水』(またはお湯)を使う
我が家は水やお湯もよく使いました。
お風呂に色がつく入浴剤を入れて
100円均一の計量カップに色のついたお湯を入れます。
同じ量のお水を
大きな透明の洗面器と、小さ目の透明の洗面器に入れて
その水位を比べたりもしました。
また、水にはどんなものが浮かぶかというのも
おふろでたくさん実験しました。
あと濃度の問題や混色の問題なども
実際に透明のプラスチックのコップを100円均一で購入してきて
砂糖水を作って、濃さ(甘さ)を比べたり
青い絵の具を溶かした青い水と、赤いお水を溶かした赤い水をそれそれ
いれて混ぜると何色になるかなどを実験しました!
長さの問題
これも具体物を使ってやりました。
長方形の箱の長い辺をリボンで結ぶのと
短い辺をリボンで結ぶのと、どちらが長いリボンが必要か
A地点からB地点までまっすぐの道と、ゆるいカーブの道とくねくねの道は、どれが時間がかかるかというような問題も
ペーパーに描かれている道を毛糸でたどり、
その毛糸をまっすぐに伸ばして、長さ(距離)を比べて
理屈を理解させるようにしました。
他にも
いろいろな分野の問題を
まず最初に具体物で説明し
その後問題を解かせていましたが
年長になってからもケアレスミスや
理解不足だなと思われる分野があれば、
どんどん具体物を使いました。
教材としても
シーソーや観覧車等々、クオリティの高いものが
販売されていることもありますので
手作りが面倒な方はそういったものを利用するのがおすすめです。
お教室の先生に
苦手分野を克服するためにいいアイディアはないかとご相談されると
思いもつかなかったような方法を教えてくださるかもしれませんよ。
私も、またいつか続きを記事にしていきたいと思います。