泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

ワーママお受験の注意点とは?有給編

 

おはようございます。

 

お教室えらびの記録をしている途中ではありますが

今ちょうど新一年生のワーママたちが、学童問題や送迎問題に頭を悩ましている時期で

よくそんな話を聞くため、

 

私が実際に受験生ママを終えてみて

心底「ワーママはこれを注意しないと大変だぞ」と思ったポイントをいくつかご紹介したいと思います。

 

今回はその中でも特に有給について、私の体験をお話します。

 

 

フルタイムでバリバリ仕事をしながらも

我が子を環境の良い小学校に入れたい!と願い小学校受験に立ち向かうママはぜひご参考になさってみてくださいね。

 

 

 

 

 

allabout.co.jp

 

 

 

 

有給に注意すべし!受験生の時期と1年生の時期だけでかなりの数を消化するはめに

 

専業主婦のママには、まったく理解できない話かもしれません(笑)

 

でも勤め人のワーママにとって、このお受験期~小学校1年生の時期の有給取得数は、かなりひ逼迫した問題と言えるでしょう。

私は専業主婦のママや、自営で自由に時間が組めるママをどれだけうらやましく思ったことか。。。

 

 

新年長になると、講習などの申し込みが平日にたくさん入る可能性も

新年長になったとたん、いろいろな単科講習や季節講習、模試、合宿などなど

多くの「取りたい」と思うお教室イベントがでてきます。

これ、意外と平日の午前に並ぶ。。とかいうパターンもあるんです。

正直、こんなことで有給を使うのは絶対もったいない!と思うのですが

「去年〇〇小学校に合格した子の9割は、この講習取っていましたね」などという誘い文句にひっぱられ、私はかなり多くの有給を、この「講習の席確保」に使ってしまいました。

 

できれば、パパ、ママが協力して分担したり、

ジジババにお願いしたり

そういうことを代行してくれる業者さんに外注したりしてもいいと思います。

 

私が問い合わせをしたところ、

こちらの「ミセスサリヴァン」さんは

www.for-of-to.net

教育シッターだけでなく、代理の願書提出や、模試申し込みなどもやりますよ~とのこと。

ただ1年以上前のことなので今はどうかわかりません。

ご興味ある方は、一度お問い合わせしてみてください。

 

説明会を平日にしかやってくれない小学校もわりとある

「働くママ、応援します!アフタースクールありますよ」とうたいながら、

説明会は平日にしか開催してくださらない学校もあります。

矛盾を感じますが、学校の普段の雰囲気を見せてくださろうとしているのだと

ありがたく参加させていただきました。

説明会や学校見学というのは、願書を書くときや、面接のためにマストだと思っておいたほうがいいと思います。

 

我が家は実は、説明会も学校見学もしたことがない小学校を受けることになってしまったのですが(考査日程がかぶりにかぶってしまった結果、とりあえず願書だけだしてみた学校しか受けられなかった日がありまして)それでも「合格」をいたしました。すぐに辞退をいたしましたが。

でもこの小学校の願書を書く直前と、面接の直前だけは必死でHPを読みましたよ(笑)

 

年中さんから、もうなるべくたくさんの学校説明会に参加したほうがいいです。

有給を取る時期を分散させることもできるし、「この学校だけは絶対受けたい」というような学校を早めに定めておいて、年長さんになってからその学校の説明会だけはどんなことをしても有給が取れるように早め早めの調整が必要です。

 

 

願書配布や学校見学は平日しかない場合もある

 

上記の項目とかぶりますが、願書配布や、学校見学は

基本的に在校生が登校し、事務室がOPENしている時間のみとなることが多いです。

土曜日に説明会をして、その場で願書を売ってくださるところもあれば、

 

別会場で土曜日に説明会をするので、事前に平日に小学校で願書を買っておいてねという学校もあります。

 

願書は、頂いたその場で中身に不備がないか、失礼ながらしっかり確認したほうがいいと思うので、ここはママがいくのがベストと思います。

もちろんお受験に熱心なパパが行ってもOKです。

 

また「一応、願書だけもらいたいな」くらいの学校であれば、第三者にお願いして代理で購入してもらってもいいかもしれません。

 

願書配布は、どの学校もだいたい同じくらいの時期にかぶっているので

有給を2日くらいとって、朝から夕方まで、一気に学校を回って願書を集めてくるのをおすすめします。

(パパが協力的な場合は、パパと手分けもOKですが、周りのママ友はわりとパパに行かせなければよかったと嘆いている人が多かったので、ここぞというときはママがいいかもしれません)

 

 

 

 

 

 

国立小学校は考査を受けるまでに親を何回も学校に赴かせる

 

ワーママの私をもっとも悩ませたのは国立小学校でした。

抽選で受けられないかもしれない学校もあるのに、何度も何度も学校に足を運んだという印象があります。

国立はよほど強い意志がないと最後まで続かないですね。私も国立小学校はぜひ挑戦してみたいと思ってはいましたが、私立の志望校に合格を頂いて、早々に国立受験は放棄してしまいました。

 

国立小学校のあの受験までの面倒くささは、本当に「国立小学校ってワーママが嫌いなのかな」と思ってしまうほど、いやでした。

国立に実際に通わせているお教室のママも「相当親の負担が大きいから、お仕事している人は、時間に融通が利く人が多いわよ」とおっしゃっていました。

 

我が家は、11月上旬に早々にご縁を頂けたので、国立に使うはずだった有給は何とかキープできましたが、

10月の埼玉校、神奈川校~11月都内私立~国立と、最後まで駆け抜けた方は、もう有給なんて使い果たしていたのではないでしょうか。

 

 

 

直前期講習は平日にばばんと入ってくる

お教室は直前期になると、特別特訓とか最終特訓とか直前講習とか

さまざまなネーミングで最後のかき入れ時(笑)を迎えます。

これはレギュラークラスとは違うので、直前期の平日3日間とか4日間とか

そういうスケジュールで入ってきます。

 

直前講習系は、かんたんな問題を解かせて、

できたね!すごいね!と子供のモチベーションや自信をあげて

いい笑顔で考査に臨めるように工夫が凝らされているので

ぜひ参加させたいのですが

この最後の最後に有給をまとめて取る勇気が私にはありませんでした。

(だってこれから11月に1週間くらい一気にお休みするのですから)

 

我が家はここは親族一同に総出で協力を仰ぎ、なんとか3日間だけですが参加することができました。

 

直前はインフルエンザや体調不良が心配で、できれば園を休ませたい

直前期は、講習も取りたいと思いますが、

ちょうど10月下旬は、早い子はインフルエンザにかかったり

運動会の練習で疲れて、免疫がおちて、変な風邪をひいている子もいたりしますので

心配なママは、10月半ばから塾を休ませて、(有給を10日くらい使って)自宅でこもっていたという強者も多いです。

 

風邪をうつされたくないという、同じ理由で直前講習は参加しないという家庭も多かったです。

 

私個人としては、試験の日に体調が悪い、鼻がだらだらでて集中できないというのは

かなりの不利だと感じますので

園で誰かから風邪をもらってきて、「あの子のせいで考査に落ちた」とか変な逆恨みをするのもいやだったので

試験の1週間前からは園をお休みさせました。

 

ただ、この期間は、私は有給は1日しか取れなかったので

私以外の家族で、日中に子供を見てもらい、お教室の直前講習に連れていってもらいました。

 

 

園で風邪をうつされるのが怖いのに、電車に乗ってお教室にいって、風邪をうつされるのが心配にはならないの?

という声が聞こえてきそうですが

 

部屋にずっと閉じこもっているよりは、大好きな先生に会えるほうが子供は楽しいと思ったし、

園よりも、お教室の子たちのほうが、この時期は完璧なまでの体調管理をしているので

きっとリスクが低いだろうと判断しました。

 

事前面接や2次試験など、1校につき考査が何日もある場合も多い

 

さて、考査がスタートしてからも

かなりの数の有給を消化しますよ。覚悟しておいてくださいね。

 

 

まず、学校によっては2日間に渡り考査がある学校もあります。

また、考査以外の日に事前面接をする学校も多いです。

さらに、1次試験が終わったら、まず翌日に学校に結果を見に行き

その翌日に2次試験をする・・という正味3日連続学校に通わされるという小学校もあります。

 

そして試験で有給を一校につき1日~2日など消費するだけでも厳しいのに

ご縁を頂いたら頂いたで、今度は入学手続き、制服採寸、保護者会などバシバシ平日(でない場合もありますが)の保護者行事が入ってきます。

考査で丸々一週間有給を取ったと思ったら、やっと職場に復帰してすぐに

「すみません、あの合格手続きのため、また有給ください」と上司に言い出すときの気まずさ。忘れません。

 

 

 

 

 

さらに続く、入学してからの有給地獄

さて、ここからが本番。

昨年度、受験で枯渇した有給が、新年度にまたまるっと支給されますが

おそらく、4月の時点で半分以上なくなることでしょう。

 

毎日の送迎、保護者会、PTA会、いろいろな親がしなくてはならないことが1学期は特に多そうです。

 

まさかまさかの有給取得オンパレードで

もう私は休職すら考えましたが、介護とか育児(小さい子の)とか傷病でないと

休職って難しいですよね。

 

「小1の壁休職制度」をぜひ作ってもらいたいです。

 

 

 

長くなりましたが

小学校受験~1年生の春は ワーママにはものすごい数のお休みが必要です。

なるべくご自身の体調不良や、自分へのご褒美などのために有給を取らずに

有給貯金をしておくことを強くおすすめします。