お
前回の記事の続きです。
今日は ひとつ前の記事の続きです。
前回は 願書や面接のときに使える 具体的なエピソードをストックしておくための
ノートを作ることをおすすめしました。
今回は、願書や面接の準備だけでなく
考査当日にも 役にたつ ファイルを作っておくことを おすすめしたいと思います。
我が家のお受験面接・願書対策用 学校別ファイルの中身
どんなファイルを使うといいか
本当は ページ差し替えが簡単なので
リング式のファイルを購入して
このような透明ポケットと
同じ穴数のルーズリーフを購入するのが一番だと思うのですが
我が家は リング式ファイルはかさばるし、資料の重さでポケットが安定しないので
リング式でないファイルを使いました。
いろいろな資料を 一覧できるようなクリアポケットがついていて
さらに さっと差し込めるような差し込みポケットのようなものがある
こんな感じのファイルがおすすめです。
しかし、
100均のものでも 問題ないと思います(笑)
我が家は第一志望以外は100均のファイルにしました。
特に志望度が高い学校については
挟み込むものもいろいろでてくると思うので ページ数(ポケット数)は多いほうがいいです。
志望校だけでなく
併願予定)校の分も 準備します。
学校別に色分けしておくと
識別も簡単で便利です。
我が家の場合は テプラで学校名のシールをつくり
背表紙と 表紙に貼っておきました。
何を挟み込むのか
説明会や公開行事で頂いた資料やメモ
各学校の説明会で頂いたパンフレットや
説明会の資料を入れておきます。
(説明会を聞きながら大事なことをメモしてあったりするので
さっと見直せるようにするためにもクリアポケットに入れておく。
積んでおいたり、クリアホルダーにまとめておくだけだと
意外と見直さない)
また、説明会や公開行事で受けた学校全体、先生、在校生の印象や
先生のお話で感動したこと等々をメモしておいて
それをここに入れておきます。
(ワードに打ち直して、プリントアウトしてもいいし
私の場合は、説明会中はノートに殴り書きしておいて
帰宅してから、A4の紙に清書し、ファイルに入れていました)
募集要項や願書
これは 実際に使うものは まだ手に入っていないと思うので
過去のものです。
年少さんや年中さんのうちに
実際どんな願書なんだろう、と確認するためにも
一度 志望校・併願予定校の募集要項は購入しておくといいと思います。
または、ある程度きちんとしたお教室であれば
過去の分の願書や募集要項を購入されたものを保存されていると思いますので
可能であれば コピーを頂き、ここにはさんでおきます。
募集要項にも よく読むと 各学校ごとに特徴的なことがあったりしますので
ラインを引くなどして チェックしておきます。
このファイルを開くたびに
この学校では願書でこんなことを聞かれるのだな~とぼんやり意識するようになり
何でもない毎日の生活の中でも願書のネタを拾いやすくなります。
面接質疑応答(案)集
ワードでもエクセルでもいいのですが
A4サイズの紙に
過去問や お教室の過去資料等からひろってきた
過去の質問たちをばあ~と打ち出します。
つまりその学校の面接で聞かれると想定される質問集を自分で作るわけです。
一問一問の間に 間隔をあけておきます。
(回答案を書き込めるように)
後日、また「あ、こんな質問も聞かれそう」と思ったら
どんどん質問集をアップデートしていきます。
この想定される質問集のデータは 白紙(回答案が書き込まれていない)状態で
保存しておきます。(何度もブラッシュアップするために)
一部、プリントアウトし
それをクリアファイルに 挟んでおきます。
そして こういう質問がきたら
こんなことを答えようというアイディアが浮かんだら
そのファイルから 紙を取り出して 書き込んでおきます。
(1か月に一度くらい回答案を推敲し、5月くらいになったら
きちんと文章として 整理します)
そして、お教室での面接模試や面接特訓等で
先生から受けたフィードバッグも すかさずここにメモしておきます。
こうしておくと
直前期、とりあえずこのオリジナル想定質問&回答案集だけ
集中して見直せば いい感じに安心します。
我が家が「この学校にぴったり」と思わせるエピソードまとめメモ
先日書いたこちらの記事で取り上げた
ノートを定期的に振り返って
「あ、これは 我が子がA小学校に向いていると思われるエピソードだ」
「あ、こういう家族の価値観は A小学校の建学の精神に通じる」というような
具体的なエピソードを 抜き出して
A4にまとめ、それも 学校別ファイルに入れておきます。
過去の受験生や保護者から聞き取り調査した資料
過去問は過去問として まとめて販売されているのがあるし
ボリュームがあるので ここには 挟みませんが
私は、
各お教室から頂く、学校別の「過去の受験生や保護者から聞き取りした
お受験情報」的なものを まとめていました。
面接室はどんな感じだった
考査の流れだったり
補欠がどういう形ででるのか
何月生まれは だいたい何時集合になる
願書をいつどうやって出したら、この受験番号になった
そういう情報を
紙ベースで下さるお教室もあれば
個人面談等で教えてくれるお教室もありました。
そういった情報をすべてまとめて このファイルに入れていました。
大手お教室で頂けるような詳細さにはかけるかもしれませんが
そういう情報が 何一つない!というご家庭には
こちらの本がおすすめです。
面接の内容だけでなく
考査のとき、子供たちはこういう服を着ている人が多かったとか
待合室ではこんな様子だったとか
そういう実際に考査を受けた人にしか知り得ない情報が載っています。
お受験の願書頒布されたあとは
願書頒布されたあとは
(願書は書き損じ用に複数セット買うことをおすすめします。
中には、募集要項とは別に『書き損じ用』として願書部分のみ
安く販売してくれる学校もありますが
封筒の部分で書き損じしてしまったり、汚してしまったりすることもあるので
志望度が高い学校ほど、フルセットで複数購入しておくことをおすすめします)
きれいなクリアフォルダーに願書一式を入れ、
さらにそれをこのファイルに挟んでおきました。
そして、
出願を終えたら、
実際に提出した願書のコピー(をとっておきます)と
募集要項をファイルに挟み込みます。
さらに、受験票が届いたら 汚さないように
クリアフォルダーにいれた状態で、一緒に入れておきます。
お受験本番の前に不安になったら この一冊のファイルを見直せばOK
このファイルを作るメリットとしては
A小学校の願書を書くときは
このファイルさえあれば、何とかなる!
と思えることでしょうか。
「あれ、あの資料どこだったっけ」
がなくなり
その学校のことで
知っていることはすべてここにまとまっているし
学校に伝えたいことも
ここにすべてまとまっている!!
という心強い味方になります。
とくに 本番の前日の夜は
緊張のあまり なかなか眠れなかったのですが
このファイルをパラパラ見直しました。
面接本番で、願書とつじつまの合わないことを言わないように
パパと一緒に記入済み願書のコピーを見直したり
面接の想定質問に対する回答を すらすら言えるように練習したりしました。
これさえあれば、とりあえず大丈夫!というファイルがあったことで
願書準備~本番まで 本当に役に立ちましたので
もしご興味があれば
ぜひやってみてくださいね。