こんばんは!
今週末はひさびさに家族の時間もゆっくり取れ、
私自身もリフレッシュできました。
私が「お受験界」に足を踏み入れた年少のころ、
とっても不思議だったことがありました。
「あの子は天現寺狙いだから」
「うちは上が九段に行っているから」
「四谷はご出身が強いからね」
「国分寺は2次対策も必須よね~」
こんな会話が繰り広げられている世界でした。
私は自分が知らないだけで「天現寺小学校」とか
「九段学園小学校」「国分寺小学校」などの小学校があるのかな~と
ぼおっと聞いていた記憶があります。
- 小学校受験における「天現寺」は慶應義塾幼稚舎のこと
- 九段は「暁星」「白百合」?!
- 四谷は四谷雙葉と学習院
- 広尾、六本木なども名門女子校を示している
- 隠語がちんぷんかんぷんでもお受験生活を半年も続けていればわかるようになる
- 隠語は何のため??
- 学校名を出すことに対してこのブログのスタンス
でも実際はこれはお受験界の「隠語」のようなものです。
小学校受験における「天現寺」は慶應義塾幼稚舎のこと
小学校受験の日本最高峰のひとつとされる慶應義塾幼稚舎は
「天現寺」と称されることが多いです。
お教室の先生に「天現寺なんていかがですか?」と聞かれたら
「慶應幼稚舎なんていかがですか?」という意味です。
私もあるママ友グループでは、この隠語を頻繁につかっている方がいました。
でも実際は「幼稚舎」と普通に言っている人が多いかなと思います。
ちなみに慶應義塾横浜初等部は「横浜」と言われていました。
同じ寺系(笑)で小学校受験においては
「国分寺」は早稲田実業学校初等部を指していることが多いと思います。
九段は「暁星」「白百合」?!
「九段」という言葉もよくお教室のママから伺いました。
九段はおそらく男子だと「暁星小学校」
女子だと「白百合学園小学校」を指すのであろうと思います。
(間違っていたら教えてください)
この2校とも、言わずとしれたペーパー難関校であり
大学進学実績がすばらしいため、お医者様のご子息・ご令嬢が多く
「将来は医師に」と願うご家庭が多いともっぱらの噂です。
でもそういうご家庭でなくても合格できるのは確かです!
四谷は四谷雙葉と学習院
四谷と言えば 雙葉小学校。
学習院初等科も東京都新宿区若葉にあり、最寄駅は四谷駅です。
お教室のママや、先生が「四谷」と言う場合は
勝手に「この方は四谷っていっても雙葉のことね」
「この方は、「四谷」って言っているけれど男児だから学習院かな」と想像していました。
広尾、六本木なども名門女子校を示している
例をあげていくときりがないのですが
広尾(前は別の隠語があったような?三光坂??)や六本木も、小学校受験界では
よくささやかれる隠語です。
隠語がちんぷんかんぷんでもお受験生活を半年も続けていればわかるようになる
これはあくまでも私の個人的な印象ですが
これまであげてきた小学校に負けず劣らず有名な難関校でも
地名隠語で表現されているのをあまり聞かない小学校もありました。
ですが、隠語好きママグループのお話を横で聞いていたら
「うち、これから吉祥寺に運動会を見に行くの」と言われれば
どの小学校かはなんとなくわかりますし
「池袋の説明会」「目白の説明会」と言われれば、だいたいの想像はつきます。
つまりお受験ママ生活を半年くらいやっていれば
隠語は自然と理解できるようになってくると思います。
隠語は何のため??
もう一度言いますが
私のお受験仲間や園のママ友さんの中で
学校名を「隠語」で言っている人たちというのは、ごく一部で
ほとんどのママたちは「幼稚舎」「早実」「雙葉」「筑波」と普通に学校名を話していました。
しかし、一部の隠語ママたちは
とにかく受験のスケジュールの報告もすべて「うちは四谷が〇日何時だった」
「うちの子は国分寺の2次と天現寺がかぶった」など隠語だらけでした。
国立については「学芸系」とか「茗荷谷3校」なんていう表現もされていて
きっとお受験をまったく知らない方々にとっては「??ちんぷんかんぷん」というところでしょう。
この人たちは、なぜそんなに隠語を使うのか。
私なりに考えてみたのですが
- まだ学校の生徒になったわけでもないのに、軽々しく学校名を言うのがはばかられるから
- 電車の中で有名小学校の名前をいうことで、周りに好奇の目を向けられるのを避けるため
- 志望校をはっきりいうのがハシタナイから
- 通っているお教室の先生の影響
こんな感じの理由が思い浮かびました。
学校名を出すことに対してこのブログのスタンス
今後、私はこのブログ内では
先日の「キリスト教学校フェア」のお知らせのように
どうしても具体名を出したほうがいい情報については学校名を記載していきますが
他のことについては、具体的な学校名はぼやかすつもりでおります。
それは、やはり
いろいろな方が熱い思いを抱えてお選びになった小学校、または目指している小学校のことを、軽々しく具体名を出して語る資格はないなと思うからです。
私はあくまで、お受験を経験した子供の母親、一個人として
自分が感じたことや、伝えたいことをブログにして
たったひとりでも、どなたかのお役に立てたらなと思っております。