おはようございます。
いよいよ来年度の小学校受験も、近づいてきましたね!
私どもは東京住まいですが
やはり、本番の試験に慣れるために
皆さん、神奈川校、埼玉校なども受験されていました。
我が家も1校受験させていただきました。
練習校の受験
これは、ぎりぎりまで悩みました。
「どんなに評判が良くても、教育的な実績があっても
家から遠いので行かせるつもりがない学校に
願書を出すのは、学校に対して失礼ではないのか」という思いや
本番直前に、その学校を受けたばかりに
ケガをしたり、風邪をひいたりしたら
後悔してもしきれないっ!という思いがありましたが
結果、練習校を受験して本当に良かったと思っています。
きっかけは先生の一言から
お教室のほぼ全員が埼玉校や神奈川校に願書を出していました。
うちも流れで出してはみたものの、
その学校は学校説明会にも学校行事にもまったく参加したことがありませんでした。
お教室で同じ学校を練習校として受けるママに相談したら
「え~~あの学校は毎回説明会でもアンケートを書かせたりするから、ちょっと気まずいね。面接で困るよね」と。
確かに、説明会にも来ていない親子が面接でいくら熱意を伝えても
説得力がなさそうなので
もう「いいや」と思って、当日まで受験をしないつもりでおりました。
しかし、お教室の先生から早朝にかかってきたお電話で、こう言われました。
「受けてきなさい。先方は、東京から来る子供たちの第一志望は別の学校とわかっていらっしゃいます。本番の空気は、本番でしか味わえないから、ぜひ一度行っていらっしゃい」
うちはこの練習校を逃すと、しょっぱなが第一志望校だったので
この言葉に後押しされ「よし!本番の空気を味わってこよう」と心を決めたのです。
練習校を受けてよかったこと
持ち物や本番用の衣装の確認
練習校を受験させていただき、よかったことのひとつは
当日の身支度の練習ができたこと。
本番用の服はしっかりクリーニングに出して
きれいに保管してありました。
第一志望の学校までは、汚してはならないという一心でした。
急遽練習校を受験するにあたり、
本番用の衣装を、親子で着用してみました。
すると、私の靴が意外に歩きづらく足が痛くなってしまうことや
子供が衣装の首のあたりをかゆがることが判明しました。
「本命校までに、靴をどうにかしよう」
「子供の服のタグをきれいにとっておこう」など
改善点がわかってとてもよかったです。
また練習校とは言え、本番なので
緊張感があり、出かける前に忘れ物に気づくなどバタバタしてしまいました。
本命校のときは、前日の夜にすべて用意しておこうと心に決めました。
面接の練習ができた
面接の練習は家族内やお教室で積んできたつもりでした。
でも、学校説明会に参加しなかった我が家にとっては、
この練習校の面接が「はじめての『まったくの初対面の先生』との面接でした。
いや~~親がものすごい緊張しました。
声は震えるし、足も震えるし
子供から途中で「ママ、大丈夫?」と聞かれたほど。
一応、ワーママとして毎日ある程度の方々と触れ合ってきているので
緊張はしないだろうと思っていたのに
本物の先生の雰囲気にがっちがちになってしまいました。
あの経験を本命校や併願校の面接の前に経験できたことは
本当に良かったと思います。
ちなみに、「学校説明会に参加したことがない」ことについては
こちらから先に伝えました。
たしか、志望動機を聞かれたとき「実は受験を決意したのが最近で、どこの学校説明会も参加できなかった。でも取り寄せた資料やHPなどを拝見して…」というような嘘をついていたような。。。
合格を頂けたことが子供の自信につながった
うちの子は、先生方から
「〇ちゃんの課題は、自信ですね。当日自信をもってやれば、子供の考査だけなら ほぼ大丈夫だと思いますよ」
と言われていたので
本命校の考査のときに緊張しすぎて不安になったり
人見知りをして固まったりすることが一番の恐怖でした。
この練習校で、無事に合格を頂けたときに
すぐに子供に知らせました。
子供に合否の結果を知らせない主義の方も多いと思いますが
うちの場合は、伝えたことが功を奏して、とても自信につながったようでした。
油断してかかると痛い目に合うのが神奈川校や埼玉校
我が家が通っていた個人のお教室の中で、
一番月齢が高くて優秀だったお子さんは
ママが手当たりしだい願書を出すタイプで、
私が知る限り、15~6校には出願していたと思います。
練習校だけで、3校受けていたようです。
もちろんここは練習であって、本命は都内難関校。
それなのに、なんと神奈川校も埼玉校も、すべての練習校に落ちてしまったのです!
私が思うに、このお子さんは、いかにも「お受験」しそうな雰囲気で
大人びていて、受け答えもしっかりしすぎた子役のような感じ??
多分、どこからどうみても「子供らしさ」はなく
「お受験塾で磨きあげられてきた」という雰囲気のお子さん。
だから「どうせ練習だから」というなめた態度が親子共々出ていたのではないかなと想像します。
あれほど自信満々だった親子が、ここで出ばなをくじかれてしまい
自信を喪失してしまったようで
その後の都内難関も次々落としてしまい、
思ってもいなかった私学に進学することになったそうです。
中学受験でリベンジするおつもりのようでしたが
このご家族の場合、うちとは違い、練習校を受けたことで
かえって自信を失った状態で本命校の受験をしてしまったことが
とても悔しかったようで
「受けなければよかった」とおっしゃっていました。
「どうせ受かるから、練習で気軽に受ける」というような態度で臨むと痛い目にあうのかもしれません。
いくら「練習校」でも学校への礼儀として学校説明会くらいは行っておくといい
うちは結局、学校説明会にも参加しておりませんでしたが
10月に受けた練習校からご縁を頂きました。
ただ、今から振り返りますと、
はじめての「合格」を頂いた学校ですから、本当に感謝の気持ちでいっぱいですし
結局志望校にご縁を頂くよりも前に辞退をしてしまったわけですが
せめて、学校説明会にきちんと参加しておけばよかったと思います。
今年受験本番を迎えるご家庭も、そろそろ併願校などを真剣に考え始めていると思います。
ぜひ、併願するかも、練習校として受けるかも、とちょっとでも思う学校があれば
説明会に参加してみてください!
忙しいワーママさんは、
1日で多くの学校の先生にお目にかかれる「私学展」「私学フェア」のようなものに参加し、いろいろな学校の先生にお話を伺ったり、パンフレットを集めたりするのをおすすめします。
今週末は千葉の私立小学校フェアがあるようですよ~
千葉の方、または千葉からアクセスが悪くない都内の方も
要チェックです!