泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

東京都立立川国際中等教育学校附属小学校



少しご無沙汰の更新になります。

 

小学校受験といえば

「国立」「私立」という選択肢だけだったのですが

今年から新しく「都立」の小学校が誕生しました。

 

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(本ページにはプロモーションが含まれています)

 

その名も

東京都立立川国際中等教育学校附属小学校 

 

この学校は

教育理念
 次代を担う児童・生徒一人一人の資質や能力を最大限に伸長させるとともに、豊かな国際感覚を養い、世界で活躍し貢献できる人間を育成する。

目指すべき生徒像(卒業20年後の生徒の姿)
 高い言語能力を活用して、世界の様々な人々と協働するとともに、論理的な思考力を用いて、諸課題を解決し、様々な分野で活躍する人材。

 

こういった理念と方針に基づいて設立された都立小学校です。

 

「国際感覚」「論理的な思考力」「世界のさまざまな人々との協働」

まさに、これからの世界を生きていく子供たちには大切なことばかり。

まだ実際に始まる前の学校ですが、

こういった理念に基づいて準備されている学校ですので

当然ながら かなり素晴らしい内容の教育を受けられるのではないかと期待されます。

 

 

 

 

初年度の倍率がすごかった

 

一般枠は 男女ともに 29名、29名ずつの募集のところ

なんと

男児は916人(倍率31.59)女児は881人(30.38)の応募があったということです。

 

ここから抽選男女各200人に絞られた中での考査となり

2021年11月28日(日)の適性検査を経て

さらに2021年12月4日(土)に適性検査通過者の中から

最終的な合格者が選ばれます。

 

 

 

通学範囲

 

都立ということもあり、通学区域が限られているようです。

【通学区域】

新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区

八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、
小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、
武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町

 

 

都立っていうわりには

23区の中で 指定されているのが

  • 新宿区
  • 世田谷区
  • 渋谷区
  • 中野区
  • 杉並区
  • 練馬区

だけというのも ちょっと驚きました。

国立小学校もそうなのですが、通学区域ってやっかいですよね。

道いっぽん挟んで受けられる子、受けられない子がいたり

地域によっては1次抽選なしで受けられる国立小学校があったり

別の地域では すべての国立小学校に一次抽選の壁があり、試験さえ受けられずに終わってしまったり。

 

ただし、この範囲外でも

入学日までに通学区域内に引っ越しをするのであれば応募できたようですね。

※ただし別途の手続き(転居申立の申請等々)が要ります。

 考査を受けるための一時的な転居も認められません。

 

(学校HPより転用)

 通学区域外在住者で入学日までに通学区域内に転入することが確実な者 


一 応募資格
 次の(1)に該当し、かつ、(2)に該当する者
(1) 平成27年4月2日から平成28年4月1日までに出生した者
(2) 保護者(本人に対し親権を行う者であって、原則として父母、父母のどちらかがいない場合は父又は母のどちらか一方、親
権を行う者が死別等でいない場合は後見人をいう。以下「保護者」という。)とともに、令和4年4月の入学日までに、児童に
とって通学が大きな負担とならない住居所在地として東京都教育委員会が定めた地域(以下「通学区域」という。(別表1))
内に転入し、入学後も保護者と同居し、引き続き通学区域内から通学することが確実な者。ただし、保護者が父母である場合、
父母のどちらか一方が特別の事情により通学区域内に志願者と同居できないときは、父又は母のどちらか一方と同居すればよ
い(応募資格の審査を受け、承認を得た場合に限る。)。
なお、都立小学校へ入学手続をするため、一時的に通学区域内に住所を有し、入学後再び通学区域外に、志願者、保護者又
は志願者と保護者が転居する場合は、応募することはできない。

 

 

気になる学費は

 

気になる学費について。

我が家は私立小学校に入学したのでとにかく学費が高いです。

学費+習い事費となると 家計の中で学費の占める割合がかなり大きくなっています。

 

その点、国立小学校に進んだ子たちは「親孝行だね~」なんて言われていますが

都立小学校はどうなのでしょうか。

 

 

調べてみると

小学校6年間にかかる経費として

  • 入学金・授業料 0円
  • 宿泊行事 約35万円
  • 教材費 約20万円
  • 給食費 約40万円
  • 制服購入代等 はかかります

とのことで、制服購入代(とその他必要なものを購入するお金や定期代)をのぞくと

6年間で100万前後ってことですね。

 

安い!!!!

 

私立小学校の1年分以下です。

私立小学校の場合は、ここに寄付金が入ってきたり

学用品、靴等もすべて指定で「ネットで安く買いましょう」ができない学校もあるので

それに比べると もう 格安です。

 

 

詳しくはこちらの動画をみてみてくださいね。

 

 

www.12ikkan-j.metro.tokyo.jp

 

 

 

 

伝統校に通う親から見た新設校のいいところ

立川国際中等教育学校附属小学校のHPにあった

FQAで 1期生になることのメリットデメリットについての質問に対し

こういった回答をされていました。

1期生はパイオニアです。パイオニアとは、自分たちで開拓し、これから続
いていく道を創っていく人です。最も大きなメリットは、自分たちで学校を
創っていく経験ができるということです。これは希望して得られる経験では
なく、将来、国際社会で活躍し、貢献することが期待される本校児童にとっ
て、貴重な経験になることと考えます。一方で、デメリットは、全学年が
揃っている学校と比べると、まだ揃っていないものがあるということです。
具体的には、他学年がいないことや、施設が完成していないということで
す。デメリットを補う工夫はしますが、常時、他学年と交流したり、完成し
ていない施設と同等の施設が常時、使用できるということではありません。
本校の歴史と伝統を創っていくことを前向きに捉えていただき、楽しみなが
ら私たちと共に取り組んでいただけるお子様とご家庭にぜひ、入学していた
だきたいと考えています。
なお、施設については、入学後、1学期間は仮設校舎で過ごし、校庭はその
1年後の令和5年夏頃完成予定です。このことをご了承の上、受検を検討ください 

 

 

我が子は 伝統校と言われる私立校に通っておりますが

その親の目線から「新設校のよさ」を考えてみると

 

まず施設が新しいこと。

(立川国際の小学校の場合は 入学後はしばらく仮校舎で、

施設も少しずつ完成していくということですが)

耐震等を含めた安全性も 最新の技巧で作られた新しい施設。

さまざまな教育についての研究が進んだ中で考えられて作られる最適化された施設。

キレイで清潔感のある空間。

これは やはり新設校(または改修工事が終わったばかりの学校)だけの特権でしょう。

 

そして注目度が高いことでのメリットが多いこと。

 

新設校というのは、教育界全体からも

お受験界隈からも 高い注目を浴びます。

数年前に新設された

東京農業大学稲花(とうか)小学校の説明会や見学会にも

多くの教育関係者が足を運んだと聞いています。

 

こういった中で、絶対にいい学校にしていこう。

学校の建学の精神をしっかり守っていこう。

と、気合が入らない先生はいないのではないでしょうか。

 

今回の東京都立立川国際中等教育学校附属小学校については

初めての「都立小学校」ということもあり

注目度は極めて高く学校側も東京都側も かなり気合が入っていると思われます。

 

試行錯誤しながらも、充実し素晴らしい教育ができるように準備されている中に入学できる子供たち・ご家庭が羨ましいです。

 

 

最後に第一期生というその学校にとっても記念すべき唯一の存在になれること。

その校舎を使うのも、制服を着るのも

校歌を歌うのも、第一期生が初めてです。

これから始まる長い歴史の中でも第一期生というのは特別な存在。

同窓生たちも 深い絆で結ばれるのではないかなと思います。

 

 

 

東京都立立川国際中等教育学校附属小学校に入るには

まだ今年初めて入学考査をした学校になるので

まったく未知ではありますが

やはり、これまでの国立小学校と同様に

私立小学校受験に向けて準備されてきた家庭が、国立も都立も受験する、という形が多いのではないかなと思います。

 

HPを見たところ、わりとしっかりとした考査内容だったと思うので

知能面もしっかり準備しておくに越したことはないなと思ったのと

高い言語能力をつけることを方針の一つにしている学校で

考査の中にインタビュー(子)もあることも考えると

言語面を伸ばしてくれるお教室がいいのではないかなと思いました。

 

 

www.nakimushimama.work

 

立川という場所的には

学芸大小金井を受ける子供たちと受験生がかぶりそうな雰囲気なので

国立や、国分寺、吉祥寺あたりの幼児教室の子供達がたくさん受けていそうですね。

※たくさん受験した子がいる=情報をたくさん持っているという可能性が高いので

来年以降受験される方は 要チェック!

www.jac-youjikyouiku.com

ability-hitomi.com

www.shingakai.co.jp

 

www.shingakai.co.jp

www.jac-youjikyouiku.com

merry-land.jp

 

 

 

また現時点で「立川国際中等教育学校附属小学校」の対策クラスを開催していたお教室もいくつかありましたので載せておきます。

 

kogumanet.info

www.child-uno.com

aqkyousitu.com

 

yojikyoshitsu.com

 

 

 

www.nakimushimama.work