泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

夏を制するものは小学校受験を制する!?夏合宿には参加すべきか

 

 

春期講習真っ最中の今。


次はGW講習があり
そのあとは、いよいよ決戦とも言える夏期講習ですね。

 

 

お教室でご一緒したママは
「中学受験や大学受験とは違って

小学校受験は、夏には仕上がっている必要があるから春休みが勝負!」と言ってましたが

 

早生まれの子供たちは
春休みはまだ5歳になったばかりの時期。

 

焦らずに、コツコツ。進めていくといいのではないかなと思います。

 

 

さて、夏休みといえば、
季節講習の一環として「夏合宿」が行われるお教室も多いでしょう。

 

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我が家も2つの夏合宿に参加させました。

 


我が家が参加した2種類の夏合宿


ひとつは、きちんとペーパーや運動、行動観察など
お教室の授業のようなことをたくさんやってくださる合宿


もうひとつは、自然の中で共同生活をし、思い切り体を動かし
楽しいゲームや季節遊び、自然探索や共同制作などに重点をおいてくださる合宿


共通して言えるのは
お布団の上げ下げや、荷物の整理身支度などを自分ですること
お友達とグループになって、共同生活をすること

でしょうか。

 

開催するお教室によって
合宿の内容も雰囲気も全然違いますが
内容よりも
「子供が親やジジババではない人たちと
何日か一緒に生活する」
「自分のことを自分でするしかない状態の生活をする」
ということが重要なのだろうなと思います。

 

 

 

 

合宿にかかった費用

正確な数字はもう忘れてしまいましたが
我が家がお世話になっていたお教室では

2泊3日~3泊4日で6万~10万強程度だったでしょうか。

1泊で5万円というお教室もあったように記憶しています。

すみません、いろいろな他の講習の費用なども一緒にお支払いしているため

正確な金額は忘れてしまいましたが、お教室によってまちまちでした。


大手の合宿は群を抜いて費用が高かったですが
安全面、内容ともによかったと思います。

 

 

 

合宿に参加してよかったこと

 

我が家の場合は、夏休みも超ハイシーズンのお盆にしか休みが取れず

2泊の国内旅行にしか連れていけませんでした。

 

大きな旅行とか、夏休みらしいお出かけには、

なかなか連れていけなかったので

お教室に旅行に連れていって頂けたという感覚でおりました。

 

子供って「遊園地に行ったから楽しかった」というわけではなく

お友達と過ごせるだけでわくわく楽しめるものですよね。

 

我が子の場合は、2回の夏合宿で

お友達との交流を深められたことがとても楽しかったようです。

 

いくら受験生とはいえ、まだ未就学児。

この「楽しい」経験というのはとっても大切だと思います。

 

我が子は、とてもシャイで甘えん坊の超早生まれっ子。

お友達の輪にもなかなか入れず、遠巻きにニコニコみているような子でしたが

この夏合宿のあとは、お友達との関わりにも積極性が見えるようになりました。

 

また、先生からの評価表により

「親がいなければ、自分のことをしっかり自分でやれる子」

「親がいなくても、きちんと集団生活のルールを守り、自制自立して生活できる子」ということが分かったことも

安心材料のひとつとなりました。

 


 

 

 

可愛い子には旅をさせよ

他の夏期講習には、すべて参加したけれど

夏合宿だけは「やめておく」という方もいらっしゃいました

 

今まで子供と離れて寝たことがなく

子供がとても嫌がったからだそうです。

 

実は我が家も、お泊り保育未経験で

親と別々にお泊りした経験といえば、

おじいちゃん、おばあちゃんの家のみ。

 

とても心配しましたが

  1. 本人が行ってみたいと言った
  2. お教室の先生が「早生まれで、自信がない子が、自信をつけて自立するためには合宿が一番効果的」とおっしゃった
という理由で、迷わずに申し込みました。
 
 
 
でも、合宿前日の夜
寝かしつけるときに、しくしく泣いてしまった我が子。
「ママと一緒がいい。」としくしく泣く我が子に
 
「私は鬼か!?!」と合宿に申し込んでしまったこと(しかも2回も)を
激しく後悔しました。
 
 
私も泣きながら(子供にはバレないように)
「合宿はきっとたのしいよ。
お友達もみんな一緒だよ。
ママもさみしいけれど、おうちでずっとあなたのことを考えているよ。
先生もみんな味方だから、困ったら相談すればすぐに助けてくれるよ」等々伝えて、

 何とか寝かしつけたのを覚えています。

 

 

ああ、まだまだ年長さんは子供だよな、

合宿なんて早いよな、

心配で合宿だけは行かせられないというママの気持ちわかるな…と思いながら

翌朝、子供を集合場所まで送っていったのですが

 

 

お友達や大好きな先生を見つけた瞬間

ぱっと私の手を離して駆け寄っていった我が子。

 

一度も振り返りもしなかったです(笑)

「行ってまいります」とみんなで言う瞬間だけちらっと私を見ていましたが

さっき泣いたカラスがなんとやらで、

もうニコニコしていて、未練などまったくない様子でした。

 

結局、本当につないだ手を離すのが不安なのは親のほうで

子供は手を離して、子供だけの世界で自由にのびのびとするほうが楽しいし

成長につながるのだろうなと思った瞬間でした。

 

 

 

夏合宿にさえ行けばペーパー力や、巧緻性、運動能力が一気にUPするというものではないと思いますが

 

親子ともに「親離れ」「子離れ」して自立する。依存しない。という

練習になるいい機会だと思います。