小学校受験は東京の場合11月~12月が本番ですが
(地域によって差があります)すでに5月頃から学校説明会ラッシュを迎え、お受験ママが学校に直接出向く機会も増えてきます。
2023年は春からコロナが5類相当の感染症に位置づけられてくることが見込まれており、学校側も「オフライン」の説明会や公開行事をどんどん復活させてくると予想されます。
そのため、いつ学校説明会や個別相談があってもいいように、お受験用のメイクや、ヘアスタイルの練習をしておきましょう。
目次
メイクはカラーレスのすっぴん風ナチュラルメイクが基本!!
当然ながら、小学校受験は子どもが主役です。
ママが「目立とう」「キレイに見せよう」「他のママにマウント取ってやろう」…なんて思ってはいけません。
ただし すっぴんでOKかというとこれも違います。
なぜならお受験はフォーマルな場所だからです。朝、顔を洗っただけで出てきましたというのはNGです。
色補正効果のある下地とお粉で最低限のきちんと感を出す
すっぴん風だけれど、きちんと感があるメイクには、色補正効果のある下地がベストです。コロナ禍があり、こういったファンデーションなしでも肌がきれいに見える下地は世に出回っています。それほど高いものでなくてもいいので、使ってみましょう。
肌色を整えつつ、ほんのりトーンアップする下地としておすすめのものを貼っておきますね。
シミやそばかすの数は、お受験の結果に何の影響もないので気にしなくてOKですが目元のくすみなどは、お母様の疲れを強調しますし、険しい表情に見えてしまうので、目の周りだけは明るくしておくとベターです。
気になる大きなシミや目の下のくすみなどは カラーバリエーションが豊富な
【ザセム】カバーパーフェクション チップコンシーラー を使って、かるくカバーするといいでしょう。
あとは、フォーマル感を少しだすために、かるくパウダーをはたいてベースメイクは終了です。
ハイライトやシェーディングは一切必要ありません。むしろ、派手な印象や品のない印象になりかねないのでやめましょう。
眉毛は抜いたり切ったりせず、自眉を整える程度に
眉毛メイクは、今の時代、パウダー、リキッド、ペンシル、眉マスカラなどいろいろとコスメが揃っていますが、お受験の際は、自眉を整え、かるくパウダーやペンシルを使って整える程度で充分です。
ただ、途中で眉毛が消えてなくなってしまうと、少し怖い表情に見られてしまうので、眉毛が消えない工夫が必要です。
市販のアイブロウコートを使うだけでだいぶ落ちにくくなります。
アイシャドウではなく、くすみをとってくれるアイシャドウベースを マスカラは不要だが、どうしてもの場合クリアタイプを
アイシャドウは必要なしです。お化粧好きな私もアイシャドウはつけていきませんでした。
ただ色素沈着などでまぶたがくすんでいる場合は、アイシャドウベースを薄く塗るだけで、明るい印象になります。
マスカラも不要です。どうしても目をぱっちり見せたい方は、あらかじめ数か月間マツ育をして強く太い存在感のあるまつげを育てるようにしましょう。
逆さまつげで、どうしても印象が暗くなってしまうという場合などはかるくビューラーをしてクリアマスカラで仕上げましょう。
つけまつげやエクステは、学校にもよるかもしれませんが 基本やめておいたほうがいいですね。
まつげパーマは悪くないと思いますが、パーマかけたてだと、不自然にカールがかかってしまい、派手な印象になります。
まつげパーマをかけるなら考査本番の数週間前に済ますなどして、自然な印象になるよう調整しましょう。
マスクを外しての面接もあり 今後はマスクが不要になる可能性もあるのでチークとリップも塗っておく
2020年から本格化したコロナ禍。
お受験界でも面接も考査もマスク着用が基本でしたが そろそろマスクを外す機会が増えてきそうです。
コロナ禍でも、入学考査の面接時には、マスクを外して表情を見せるように言われる学校も多かったことからわかるように、お子様はもちろん、お父様・お母様のお顔の印象も、学校側にとっては非常に重要です。
ですから、今後はリップやチークにも気をくばります。
チークは もちろん塗らなくても血色が多少あれば塗らなくてOKです。
もしも顔色がものすごく悪いという場合は色がついているかいないか分からないようなチークをほんの少し仕込みましょう。
本当に大きなチークブラシでほんのりうっすらつけるのがコツです。
どこにチークをつけたかわからないくらい、下地だけの肌とチークを乗せた部分の境目が分からない程度にします。
プチプラだとセザンヌのナチュラルチーク19番や
M.A.Cのグロー プレイ ブラッシュ ソー ナチュラルなどが人気です。
リップは、もし地のリップの色がキレイであったり、赤味があるようであれば、
薬用リップで整える程度で大丈夫ですが
もし唇の色が青かったり、グレーがかっていると不健康で暗い印象になるため リップを軽くつけておいてもいいでしょう。
ただ、リップのカラーチョイスはすごく難しいです。ナチュラルなピンクベージュでもつける人やつけ方によっては派手に見えてしまいます。
メイクが苦手な方はほんのり色がつく 「色付きリップ」の類でかるく、ごくかるく色を乗せておくだけでいいと思います。
清潔感ときちんと感があるヘアスタイルが大切
髪の毛は、基本肩にかかる長さの場合はまとめておくように言われています。
きちんと手入れが行き届いており、スタイリングにも慣れている人であれはハーフアップも美しく決まりますが、そうでない人は後ろで一つにまとめてしまうのが一番楽です。
ショートや肩にかからないセミロングの方は、セットの練習をしっかりしておきましょう。それに自信がない方は、少し髪を伸ばして後ろで結ぶのが、何より一番楽で簡単です。
白髪が悪目立ちするようであれば、部分カラーリングを
白髪をどうしたらいいかという質問をされたことがあるのですが、そのままでもいいと思います。実際、白髪が目立つ状態で考査にいらした方もいらっしゃいました。
ただ、個人的には、白髪の量が少ない人ほど、白髪が目立ってしまうので
そういう場合は、ドラッグストアなどで売っている部分的にカラーリングができるスティックなどを購入して、カバーするといいでしょう。
明るすぎるヘアカラーはNG ヘアカラー後の色落ちも注意
お受験ママはヘアカラーなんてもってのほか!と言われますが、実際に小学校受験を経験してみると、ダークブラウン系にカラーをされている方は何人かいましたが
きちんとひとつにまとめていらしたので、そんなに目立っていませんでした。
白髪を気にして、カラーをされる方も多いと思いますが、美容院でのカラーリングは、施術した日から日程がたつと、色オチして、どんどん明るい色になってきてしまうことも。
カラーをするのであれば、受験があることを担当美容師さんに伝えて、明るくなるすぎないように念押ししておきましょう。
お辞儀したときに顔にかかる髪はまとめておく
髪の毛は、後ろでひとつに結べばよいというものではありません。
お辞儀をしたときなどに、顔に前髪がぱらりとかかってしまうのを防がないといけません。
お辞儀をする機会が多いお受験で、お辞儀のたびに髪を直すのは、あまり印象がよくないからです。
前髪がおちてこないように、後ろ髪とまとめて結んでおくか
目にかからないように前髪をうまくスタイリングするなど工夫しましょう。
巻きすぎない
ハーフアップにする方はもちろん、後ろでひとつにロングヘアをまとめようとしている方は、毛先を巻くという方もいるかもしれません。
こちらもコテで巻きすぎてしまうと、華やかさやおしゃれさは出るかもしれませんが
そういった派手な装いを嫌う学校もあります。
巻く場合はゆるく、かるく、内巻にする程度にとどめておきましょうね。
毛先のひろがりはだらしない!普段からのお手入れが大切
お受験ママのヘアで一番大事なのは清潔感ときちんと感です。
洗髪していなくてフケだらけ、なんていうのはもっての他です。
(お受験の紺スーツにフケがつくと、異常に目立ちますのでご注意を)
普段からキレイに洗髪をし、毛先にオイルやトリートメントをつけ
きちんと乾かすことで、まとまりやすい髪が育ちます。
ぜひ今のうちから 簡単でいいので手入れをしておくようにしましょう。