泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験をする家庭がついつい子供に言ってしまうNGワード

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皆様、こんばんは。

本日もご覧頂き、ありがとうございます。

 

朝晩の冷えも厳しくなり、学校や幼稚園で風邪も流行りだしているようです。

小学校受験を控える方々、ぜひご注意なさってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、私は子供の受験中にずっとお受験ノートをつけていました。

お受験ノートとは、我が家が通っていた数々のお教室、クラスのすべての

参観記録、マザーリング記録などを細かくメモったもの。

これなしでは、我が家の第一志望合格はなかったでしょう。

 

どんなノートにメモしていたかというと

使っていた手帳がメモ欄がとても多いものだったので

このノートページに。

 

ノートページの消費量が半端じゃないので

途中何回か買い替えながら、新年中になったあたりから

ずっとこのロルバーンのノートを使っていました。

 

他にも、手帳やノートを駆使して

スケジュール管理、進捗管理がんばりました!

 

www.nakimushimama.work

 

 

その、私のお受験ノートに

 

ひときわ、派手にアンダーラインが引かれている箇所がいくつかありました。

 

そのいくつかの共通点は「こういう言葉がけはしたらだめ!」というNGワード

 

 

多分、当時は焦るあまり、NGワードを連発してしまっていたのかな?

自戒の意味を込めて、アンダーラインをひきまくったのでしょう。

 

 

そこで今回は、私のお受験ノートから拾ってきた

子供に言ったらダメ!なお受験NGワード

を纏めておきます。

 

 

 

 

「どうしてできないの?」「なんでできないの?」

私も多分1000回くらい言ってしまったこのセリフ。

 

子供に丁寧に教えたつもりでも、できるようにならない…

何十回も練習したつもりでも、模試で間違えていた…

こんなとき、つい「どうしてできないの?あんなにやったのに!」

「なんでちゃんとやれなかったの??」と聞いてしまっていませんか。

 

我が家も、このセリフを言うと

子供が「~~だからできないんだよ」などと説明してくれることは一度もありませんでした。

ただただ委縮して、悲しそうな顔をするだけです。

 

親はどうして?なぜ?と思ってしまうけれど

それを子供に問いただしたところで、理由はわからないと思います。

 

「どうしてできないの?」と問うて

子供が無言になると

親はどうしても「このあいだ、ママが教えた通りにやらないからでしょ」

「あれだけ教えたでしょ。」とどんどんエキサイトしてイライラしていくようです。

 

そこで、我が家がお世話になっていたお教室の先生は

「イライラして、『なんでできないの~!!』と叫びたくなったら、

深呼吸して

『大丈夫!次はきっとできるよ!』

『必ずできるようになるから大丈夫だよ』と言ってあげるように」

とアドバイスをくださいました。

 

 

これって簡単なようでとっても難しいことです。

でも確かに、我が家もこの方法を試すようになってから

子供のモチベーションがぐんと上がったように思います。

 

 

それでも、ついつい一週間に一度くらいはカミナリを落としてしまっていましたが。

 

 

何言っているか聞こえない!!」

 

面接や発表などの練習をしているとき

たまに『何言ってるか聞こえないよ!!』などと言ってしまっていませんか?

 

私もよく言っていました。

『そんなんじゃ、小学校の先生聞こえないよ!何言ってるのか全然わからない~』と。

 

 

でもお教室の先生は、この言葉(『何言っているか聞こえない』)は、

小さな声でも

頑張って勇気をだして発表、発言しようとしている子供には絶対NG!!

とおっしゃていました。

 

なぜかというと、考査当日に

もじもじしてなかなか話ができないお友達や

緊張して発言できないお友達をみたとき、

 

『全然聞こえませ~ん』『もっと大きな声じゃないと意味がわかりませ~ん』などと

からかって(?)しまうようになってしまうからだそうです。

 

緊張して、一言も発せていないお友達が

何とか勇気を振り絞って、一言発したときに

 

「全然聞こえない~」などとチャチャを入れるのは

行動観察的に、どうかなということでした。

 

なるほど~。

よく「人に言われていやなことは、他の人に言うな」などと言いますが

「子供に言ってほしくない言葉遣いは、親自身もするな」ってことですよね。

 

 

子供の声が小さくて聞き取れないとき

先生方は

 

「せっかく素敵なアイデアなのだから、もっと後ろの席のお友達にも聞こえるように

もう一回言ってみよう!きっとみんなびっくりするよ~」

「もう少しだけ大きな声でお名前を言ってみよう。とっても素敵な名前だから

隣のお教室にまで聞かせてあげようよ!」

 

というようにポジティブな言葉で指導されていました。

 

 

私もとても勉強になりました。

 

我が家はいくつかお教室に通っていたのですが

上記のようなポジティブな指導をしてくださるお教室もあれば

 

先生自らが「ブッブー!聞こえません~。起きてる~??」とはっきり言うお教室もありました。

うちの子は、やはりポジティブな指導をしてくださる先生が一番好きだったようですが

「ブッブー」という先生のドSモードもひそかに楽しかったようです(笑)

 

 

「だから~~って言ったじゃない!!」

 

このNGワードも、私はよく言ってしまっていましたね。

 

お教室の支度を自分でさせる際

「絶対に忘れ物したらだめだよ。ちゃんと持ち物リストを見ながら

お荷物をつめてね」と散々いったのに

大切なものを忘れてきたとき

 

「だから、ちゃんと持ち物リスト見てって言ったでしょ!!」

 

 

トマトソースのパスタをたべるとき

「よそ見しないで、お洋服にこぼさないで集中して食べてね」と注意したのに

子供がパスタソースを洋服に落としてしまったとき

 

「だから、こぼさないように集中して食べろって言ったでしょ!」

 

 

子供が「自分でやれる、大丈夫!」と言ってジュースにストローを刺した瞬間

パックからジュースが飛び出したとき

「だからママがやるって言ったでしょ!!余計なことしないで!」

 

これら全部NGだそうです。

 

 

もし子供が何か失敗したときは

「だから言ったでしょ」「どうして言いつけを守らないの?」というニュアンスの言葉突発的に投げかけるのではなく

 

 

しばらく、子供がその失敗について

どうやって対処するかを見守ることが大切だそうです。

 

上の例の場合だと

忘れ物をしたことに気づいた子供は、自ら先生のところに行って「忘れてしまったから貸してください」と言って解決するかもしれないし

 

パスタソースで服を汚してしまった子供は

店員さんに「おしぼりください」と自分で言えるかもしれません。

 

ジュースを飛ばしてしまった子も、自分でポケットからティッシュを出してふけるかもしれないのです。

 

それを、ママが「だから言ったでしょ!!」と怒りながら

勝手に一人で解決してしまうことで、

子供の主体性が伸びていくのを邪魔してしまっている、、ということでした。

 

 

もし失敗してしまったら

「あらら。やっちゃったねえ。どうしたらいいと思う?」と問いかけること。

子供が自分から

「ママ、助けて」「ママ、手伝って」と言ってくるまでは

責めるのではなくて、見守ることが大事だそうです。

 

 

「このままじゃ 受からないよ!!」

 

これは究極のNGワードですが

言い方は違えど(例えば、『これじゃあ、憧れのあの制服の学校にいけないよ」とか)

お受験ママなら一度は、言ってしまったり、言いたくなったりしたことがあるのではないでしょうか。

 

とくに、夏休み以降~直前期は

「お受験までまだまだある」と思っていたのに

気が付くと目前に迫っているという焦りの中、

 

子供が思う通りに仕上がっていなかったり、

直前期なのにスランプに陥ったりしてしまった場合

ママ自身も不安になり、こういうことをつい言ってしまうことが増えるのではないかと思います。

 

 

そんなときは、じたばた焦ったり

子供にきつい言葉を言ったりするとかえって逆効果だと、

我が家のお世話になった先生はおっしゃいました。

 

 

そんなときは

「まあ、こんなときもあるよね!どんまい!!」

「また今度やってみよ!そのときはきっとうまくいくよ!」

笑い飛ばしてあげることが大切と。

 

 

 

こういう前向きな方向転換をしてあげることで

子供は考査当日に、もし一回チャレンジしてもできなったことがあったとしても

そこでやめないで「どんまい!もう一回やってみよう」

さっと気分転換できるようになるのかもしれませんね。

 

 

 

まとめのつぶやき

今こうして、お受験ノートから昔伺ったお話をひっぱりだして

まとめてみると

 

これってどれも「お受験」に特化したNGワードではないなっていう気がします。

私は、当時もこういうNGワードもどきを子供に使ってしまっていたこともあったと思うし

今も、同じようなことをしてしまっているかも・・と反省しました。

 

子供を認め、傾聴し、理解し、見守る・・・

分かっちゃいるけれど、特にこれが「お受験」という否応なしに

結果がでてしまう世界に挑んでいると、本当に難しい!!!!

 

我が家がお世話になっていたお教室で

上記のアドバイスを下さった先生は

「どんな子供も、そのままで素敵。そのままを認めよう。お受験は人生のすべてではないのだから・・」というスタンスの先生でしたが

 

あの長く厳しいお受験の道のりを

一度も怒ったり、子供を否定したりせず、乗り越えられたママって

いるのかなあ・・・。

 

 

某幼児教室の先生が書いた「慶應幼稚舎、早実初等部、筑波小学校に合格する怒ってもいい子育て」ちょっと気になります。