こんばんは!
早いもので2月も今日で終わりですね。
小学校受験を終えて、「入学までずいぶん時間があるなあ」と悠長に構えていましたが
あっというまに、入学まであと1か月なのですね。
まだ準備がまったく整っていませんが、
昨年のどうなるかわからない不安の中、必死で毎日を過ごしていた日々を思うと
今がどれだけ幸せなことかと、ご縁に感謝するばかりです。
さて、我が家の小学校お受験の準備の中で
もっとも後悔していることのひとつに「願書」があります。
第一志望、第二志望校については
思い入れもそれなりにあり
願書の用意は早々にしていたのですが
併願校については、さほど思い入れがない分
願書を書くという段階で 非常に苦労しました。
志望熱意が高い学校ほど
早い段階から「どんな願書なのか」を調べ
その内容を熟知したうえで
学校説明会や学校行事などにお邪魔しておりましたので
「あ、このことは願書に使える!」などと考えながら
学校のお話や様子をうかがうことができました。
と、いうわけで
私が通っていたお教室や、お受験の先輩から伺った情報や
自分自身で集めた願書をみて
「願書ではこんなことを聞かれますよ」というポイントを
私なりにまとめてみようと思います。
まずは基本中の基本、志望動機!
これはもう当たり前ですよね。
学校によって、その問い方は違いますが、願書や面接資料、面接アンケート、参考票など
さまざまな形で、親は志望動機を書かされる機会があります。
面接資料(願書と一緒に提出したり、考査や事前面接の当日に提出したりするもの)で
「本校をお知りになったきっかけや、志望された理由をお書きください」
「数ある小学校の中で、本校を選ばれた理由をお書きください」というような切り口で聞く学校や
ずばり「志望の理由」「志望理由」「〇〇小学校への志望の動機」「本校を志望する理由」「出願理由を3点、優先度の高いものから順番にお書きください」など
多少の言い回しは違っても、ほとんどの学校は志望理由を聞いてきます。
学校の教育方針や、今力を入れていることなどを理解したうえで
いかに具体的で個性的なエピソードをまじえて、「うちの学校にぴったりだ」と思っていただけるような、印象に残る文章がかけるかというところがポイントかなと思っています。
子供の性格や、長所・短所について
「お子様の長所」「お子様の短所」
「本人について(行動の傾向など)」
「志願者本人の特技」「性格や特質」
「志願者本人について学校が知っておいたほうがいいと思われることがあればお書きください」
「お子様の性格」「志願者の様子」
などなど。
私が受験した学校も、このような願書の内容はいくつかありました。
練りに練ってしあげた「子供の性格」の欄。
我が子らしい、微笑ましいエピソードを記入して自信たっぷりだったのですが
面接の際に「願書に書いていただいたこと以外で、何かお子様の性格を表すエピソードりますか?」と聞かれて、冷や汗をかきました。
私は年中のころから「子供のエピソードノート」(まあ簡単にいえば日記みたいなもの)をつけていました。
これが願書を書くときに、本当に役にたちました。
このエピソードノートのなかから、「この学校が求めているのは、こういう子供だろう」という子供像に一番近いようなエピソードを探して
学校ごとに違うエピソードを使いました。
家庭の教育方針
「家庭の教育方針」
「ご家庭の教育で留意されている点」
を問う学校も多いですね。
いかに学校の教育方針に賛同しているか
同じベクトルを向いているか
そういうところに留意して記入するのがポイントかなと思います。
私がたびたびお教室の先生に言われたのは
家庭の教育方針こそ、具体的で、家庭の様子が目にうかぶようにして
学校を安心させなくてはならない!ということでした。
自由記入欄
いちばん怖いような気がします(笑)
「受験に際し、学校に知らせておきたいことがあればお書きください」
「家族紹介(記入するしないは自由)」
「その他」「その他質問や伝えたいことがあればお書きください」
「備考」
さまざまな言い回しがありますが
要するに「自由記入欄」です。
でもここに何も書かないでもOKということはないのではないかと思います。
※小学校によっては「備考欄に書くのはこういうケースの方のみ!それ以外の方はブランクにしておいてください」と指示がある学校もあるようですので
必ず入試説明会や学校説明会で確認しておくといいと思います!
自由記入欄こそアピールのチャンスとおっしゃるお教室の先生もいました。
例えば、身内に卒業生や大物がいれば、ここにさらっと書く人もいるでしょう。
また、ここの欄で、「貴校の運動会に行った際にこんなことがあった」などと
学校への関心が強く、学校行事にも積極的に参加していたことをアピールする人もいるかもしれませんね。
私のようなワーママは、ここで「仕事より子供が大事」ということや
「いざというときは助けてくれる祖父母がいる」ことのアピールにも使えるかもしれないです。
お決まりの健康状態や通学経路
「志願者の健康状況」
「本人の健康状態」などの形で聞かれます。
また「特に注意を要する体質」「健康面身体面で学校が知っておいたほうがよいこと」のような形で問われることも。
中には健康診断書の提出を求めたり
幼稚園や保育園の登園状況(欠席日数)などの提出が必要な学校も。
(来年度がどうなるかは、わかりません)
願書といえば、「親が書く」ものという認識があるかもしれませんが
病院で診断書をもらわなくてはならなかったり
園長先生にお願いにあがらなくてはならない書類もありますので
要注意ですよ。
他にも願書は学校によって千差万別。早めに志望校の願書をチェックしておこう
いかがでしたか?
願書は国立と私立ではまたちょっと趣が違いますし
学校によってまったく形態が異なります。
親子写真が必要だったり
親兄弟の情報を書く欄(あくまで自由だけれど、ここに職業名や学校名、最終学歴などを書く家庭もある)があるものもあれば
名前や幼稚園名、住所くらいしか書くことがないシンプルな願書の小学校もあります。
某天下の〇〇舎や、その横浜の小学校は
「福翁自伝」を読んで子育てや教育方針を絡めた感想を書かせる欄が設けられているのは有名な話。
大手幼児教室は、この「福翁自伝」を読み解くための親向けのセミナーを開催し
大盛況だったとか。