泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験 忙しい共働き家庭が毎日コツコツやっておくと良いこと

 

 

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おはようございます。


小学校受験を控える年長さんのファミリーは、
毎日忙しく過ごされているのではないと思います。

 

 

うちのような保育園っ子の受験生
特に大変ですよね。


朝早くから保育園に行かせて、

夜にお迎えに行ってから
受験のお勉強をさせる方もいれば


夕方にシッターさんやお祖父様、お祖母様に保育園に迎えにいってもらい
お教室に通わせている方もいるでしょう。

 

いずれにしても、ママが直接子供と触れ合う時間や
お教室を参観する時間が少ないということは
本当に不安なものですよね。

 

 

私は、そんな不安を払拭するためにも
「焦らない」「毎日こつこつ進めれば、きっとゴールにたどり着く」と思いながら
とにかくさぼらないことをモットーに毎日すこしずつ、子供と共に頑張りました。

 


毎日こつこつやっていてよかったな~と思うこと

 

面接練習

毎晩、子供と一緒に入浴をするときは
かならず面接の練習をさせていました。


入室の際のお辞儀や座り方ではなく
一問一答の練習です。

 

「お名前を教えてください」
「仲良しのお友達を教えてください」
「通っている幼稚園のお名前を教えてください」
(うちの子は保育園児でしたが、わざと「幼稚園の名前」と質問していました。
この理由はまた後程)

 

などの基本中の基本の質問から数問と

「好きな本のあらすじを言ってみてください」
「おうちの人に褒められるときはどんなときですか。褒められたらどんな気持ちになりますか」
「大きくなったら何になりたいですか。それはどうしてですか」
など、ちょっと「単語+です」では答えられないようなものを交えながら
夏休み前くらいから毎晩やりました。

 

本当にたくさんの種類の質問を練習できたのですが
答えを丸暗記させるのではなく
「自分の頭で考えて、自分の言葉で表現できる」ように練習させました。

 

そうしておけば、どんな質問がきても
だまりこむことなく、何かしら答えられるのではないかなと思いましたし
考査の中に個別考査がある小学校にも対応できると思ったのです。

 

先ほど、

保育園児の我が子に、あえて「幼稚園のお名前を教えてください」という質問をした理由もそこにあります。

以前、あるお教室で先生がお友達全員に「あなたの幼稚園のお名前は何ですか」と質問していったのですが、その中にいた一人のお友達がだまりこくって泣いてしまったのです。

先生が理由を聞くと「私だけ幼稚園に行ってない。私は保育園だから」と泣きじゃくっていたのです。

とっても可哀そうだったけれど

こういうときに「先生、私は幼稚園じゃなくて保育園だから、保育園のお名前でもいいですか?」と聞けるようにしたほうがいいなあと思ったので

あえてこういう質問を練習させました。

※実際の考査でも1校だけ、保育園児の我が家に「幼稚園のお名前を教えてね」とおっしゃった学校があります。皆さまもご注意を。

 

 

結果、うちはもじもじっ子ちゃんで有名でしたが
直前期はお教室の先生も驚くほどしっかりとした面接の受け答えができていましたし
実際、親子面接のあった小学校では、私が感動で泣きそうになるくらい立派にお話ができていました。

 

先生からの質問が少し難しくても
一生懸命考えて、「~かな?でもちょっとまだ決めていません」のようにきちんとお話をしていました。

 


言葉遊び

 

保育園児にとって、どんな隙間時間も本当に貴重です。
うちの場合、保育園への送迎の時間は
必ず言葉遊びをしていました。

 

  • しりとり
  • 逆しりとり (あたまとりとも言う。たとえば、りす⇒そり など頭の文字がおしりにつく言葉を探す)
  • 「あ」のつくもの10個探し
  • さかさ言葉あて (高いの反対なあに?「低い!」)
  • 文章の反復 (ママが言った長い文章をそのまま繰りかえす)


ペーパーでしりとり問題や反対語問題を解くよりも
ずっと楽しく、ゲーム感覚で学べます。


勝ったら1点、というふうにして
10点だったら、今日はアイスを買って帰ろうね~など会話しながら毎日通うのが楽しかったです。


朝のペーパー


これは、もう何度も書いているかもしれませんが
我が家は共働きの保育園児で、シッターさんを雇うことはしなかったのもあり
時間がとにかくなかったため
朝、どんなことがあっても最低10枚、平均して20枚はペーパーをやることにしていました。


帰宅が19時をすぎるので、
帰宅してからももちろんペーパーをやることもあるのですが
ペーパーだけでなく、過去問対策や、お教室の宿題、絵画や制作、巧緻性を
少しでもやっておきたいので
朝10枚だけでもペーパーを済ませておくと、とても助かるのです。

 

保育園児の朝は早く、我が家の場合は、朝7時半~45分には保育園につくようにしており
親子共々朝はばたばたですが、
どんなことがあってもペーパー最低10枚(多くて30枚)の朝勉強を欠かすことは
ほとんどありませんでした。

 

例えば朝10枚だけでも、一週間続ければ70枚。
一か月続ければ300枚以上になるわけです。
これがあるのと無いのでは、大きな差になります。

 

ただ、ペーパーは何枚こなしたか、ということが大事なわけではなく
質も大切です。
何でもいいから10枚のノルマをクリアしよう!ではなく
前日の夜に、現状をよく考慮した上で、「翌朝どのペーパーを解かせよう」と選んでおくといいと思います。


私の場合、手帳のガントチャートを利用して

ペーパーの進捗を確認していました。

 
 


どの単元をどのくらいやっているかを常に把握。
「ここしばらく図形ばかりやっていて、言語が抜けていたな」
「一週間前にあまりできていなかった数のやりとりをおさらいしてみよう」
など、考えながらペーパーを選びました。


読み聞かせ

 

これはもう、絶対にやっておくべきだと思います。

お話の記憶に必要な「長い時間しっかりお話を聞き、理解する力」も身に付きますし
語彙や表現力も身に付きます。
創造力や共感力をつけるためにも、読み聞かせは役に立ちます。

 

なによりも、お受験お受験で
毎日ガミガミ言って、目がつりあがりがちなママが
絵本の読み聞かせのときだけは、子供のそばで
優しい声で、その子のためだけに本を読んであげる、
この時間が お互いの癒しになるのではないかと私は思っています。

 

うちは共働きで、ほぼ母親である私のワンオペ育児でしたが
寝る前に必ず少なくとも1冊の絵本を読み聞かせていました。


たった10分くらいのことですが、この10分がとってもいい時間でした。

 

余談ですが、面接のときに
「お母さんのどんなところが好きですか」と聞かれ
うちの子が「毎晩絵本を読んでくれるところ。いつも図書館に行って好きな本を選んでいいよと言ってくれるところ」と答えてくれたことがあります。
そこから「どんな絵本がすき?」「その絵本ってどんなお話?」「どんな感想を持った?」と話が膨らんでいきました。

よし!!良いこと言ってくれた!と思いました(笑)
「ああ、絵本を読んであげていて本当に良かった~」と思った瞬間です(笑)

 


どんなに小さなことでも、たった10分のことでも
毎日の積み重ねていくことで大きな力になる!ということを
わが子を通じて学ばせてもらいました。

 

 

これからお受験に挑まれる働くママさんたちも
時間と仕事との勝負で、きっと心身ともに大変だと思いますが
諦めないでコツコツやっていけば、きっと実を結ぶ日がくると信じて
頑張ってくださいね。