欠所補完…。
私は小学校受験対策をスタートするまで
「欠所補完」「一対多対応」とか、聞いたこともない言葉でした。
その中でも、今日は「欠所補完」についてお話してみたいと思います。
欠所補完とは
図形模写の応用として、足りないところを補って、見本と同じ絵や形に完成させるものです。小学校入試でもよく出されている課題です。見本の内容はさまざまですが子どもたちの生活に身近な具体物や風景が中心となります。
(こぐまネットショップより)
苦手だった欠所補完
うちの子、これがちょっと苦手でした。
なので、理英会のばっちりくんの「欠所補完」(基礎・応用)
こぐま会ひとりでとっくんの「けっしょほかん」を何度もやりました。
でも新年長から年長になる春休みの時点でも
うっかりミスがとても多かったのが、この「欠所補完」なのです。
ペーパーを見て頂いていた個人の先生に聞いたところ
「〇ちゃんは興味がないのよ」
「興味があることや面白いと思う単元は、いつもはなまる。
でもこれと、あと地図上の移動は興味がないみたいね」
笑
先生、そこを何とか。
パズルが有効?
そこで先生から提案頂いたのが
「パズル」です。
それも、市販されているパズルではなく
- 画用紙に自分で描いた好きなものの絵を、ママが適当にはさみできったものを組み立てさせる
- 新聞広告など、別に子供が興味がないものを、ママが適当にはさみできったものを組み立てさせる
- ママが書いたキャラクターの絵をはさみで切って組み立てさせる
こういうご提案を頂きました。
最初は5分割、慣れてきたら、さらに細かく切ってトライ。
こうすることで、頭のなかで
絵全体の構成をイメージして、こことここがつながるのではないか・・と推理して
組み立てていく作業に慣れていくとか。
手作りパズル、作ってみた
なるほどね~。
子供の書いた絵は、あまりにもいい加減でパズルには適さないので
私が描いた絵(も、相当下手ですが)でチャレンジしていました。
また新聞に入っているマンションやユニクロのチラシは、難易度が高いし、カラーだしよかったです。
手作りパズルは持ち歩きに最適
我が家の場合、保育園&フルタイム共働きのため
こういった取組は、主に土曜日や日曜のお教室とお教室の合間のランチタイムや、
模試と模試の合間などにやっていました。
そのため、「これは!」と思う新聞チラシがあったら
それをカットして、1セットずつジップロックにいれておき
隙間時間にやらせていました。
市販のパズルは持ち歩くのにもかさばりますので、手作りパズルは
お金もかからないし、覚える前にどんどん新しいものに変えられるし
本当に便利でした。
欠所補完は、
欠けている一つのピースはどれですか?というような問題で、
4つくらいのピースの中から選択するというパターンが多いので
(しかもその選択肢の中には意地悪ひっかけピースが入っている)
このパズル特訓、なんか意味があるのかな~と思いながらやっていましたが
「欠けている部分に、あるべきものはどんなものか」を推理・想像する力を育ててくれているのは実感としてありました。
また、欠所補完には『この絵を作るのに、不要なピースはどれか』というようなペーパー問題もよくありますよね。
あれにも、このパズル特訓は役にたったのではないかなと思います。
ご参考まで!