おはようございます。
我が家がお世話になっていたお受験教室(いくつかあります)のうちの
2つのお教室は
「受験のことを具体的に子供に言う必要はない」
「特に『頑張らないと合格しないよ』『そんなふうだと落ちるよ』などの会話は
絶対にNG」と言われていました。
小学校受験は
4月生まれで、もうとっくに6歳になっている子と
3月生まれで、まだ5歳になって数か月という子が
同じ土俵で考査を受けることになり
うちは超早生まれでもあったので
先生からは「できなくて当たり前。あの子(春生まれ)とは1年も違うんだよ!」と励ましてもらっていました。
こういったことからも
「あなたはできない、だから合格しない」
「あなたはあの子みたいにどうしてできないの?そんなんじゃ〇〇小学校は落ちるよ!」というような発言は絶対に禁止!!と言われていましたし
実際、そういう発言はなるべくしないように気を付けていました。
たまに「なんでみんなはできるのに、あなただけできないの!?!」とは言ってしまっていましたが。
我が家が考えた「不合格」だったときの子供への対応
我が家は先生からの熱いご指導もあり
早々に子供には
- 小学校受験には合格と不合格があること
- がんばったお友達は全員合格すること
- でも小学校には決まった数の机しかないこと
- だから頑張って合格した子たちのなかで、パパやママが先生とクイズ大会や、くじびき大会をして勝った人だけしか招待状が来ないこと
を伝えておきました。
こういう話をしておけば
残念な結果だったとき
「あなたはよく頑張っていたから合格したのよ」
「でもパパやママがくじびきで負けてしまったの」
「でもすごく頑張ったね!あなたは合格だったんだから自信を持ってね!」
と言えると思ったからです。
お教室の他のママはどんなふうに対策していたか
お教室のママのなかに
「受験することすら、子供に話さなかった」というママがいましたが
私はそれは難しいかなと個人的に思っています。
ある程度の難関校を受けようと思った場合、
やはり何の努力もしないでは難しいですし
子供と言えども、やはり何のために頑張っているのか、何のために他の子が遊んでいる中、自分はこんなにお勉強しなくてはならないのか、など
理由がわからないと納得できないし、モチベーションが保てないと思うからです。
また、ほとんどの小学校受験をするご家庭は、「小学校受験」について
お子さんに話しているため、
「受験することすら子供に話さない」でいても、結局子供同士やお教室の話の中で小学校受験についてなんとなくは理解してしまうからです。
だったら親の口から
「あの小学校は、こんなに素敵な小学校だから、頑張って試験受けてみようか」とか説明したほうがいいような気がします。
それ以外の他のママは
はっきりと「できない人は合格しない」「もっと頑張らないとあの制服は着られない」とお子さんに指導している方もいましたし
私と同じように「くじびき」「じゃんけん」など
最終的には合格しなかった場合、親のせいにできるように準備している方が多かったようにお見受けしました。
実際に残念な結果だったご家庭のママの神対応
我が家は幸いにも、第一志望の小学校をはじめ、受験した小学校のほとんどにご縁を頂くことができました。
(一校だけ残念でしたが、第一志望に合格したあとでしたので、特に親子共にショックはありませんでした)
だから偉そうに、残念だった場合の対応について語ることも本当はできないのですが…。
そこで、あるご家庭(我が家なんかよりも、ずっと素敵なご家庭)のお子様が残念な結果に終わったときの実話を載せておきます。
そのご家庭のママは、うちと同じで、最後は先生とパパママでゲームをして
最終的にその小学校への招待状をもらえる人が決まる。。。というような説明をお子様にしていらしたようで
それを最後まで貫き通したようです。
優秀なお嬢様でしたし、いわゆる家庭力もパーフェクトだったので
お母様もきっと、心から悔しかったでしょうに
お子様の前では笑顔で「ごめんね~パパとママが最後にじゃんけんゲームで負けてしまったの」と言い、
「でも頑張ったからいいね!本当に偉かったよ」と言ってあげたそう。
そして、進学することになった公立の小学校のことをお嬢さんに
「あの小学校に合格したんだよ、すごいね~。ぜひ来てくださいって言われたよ!
近いしお友達も多いしよかったね!
ママも近くにあなたがいてくれるし、近い学校が一番いい学校だと思っていたからうれしいな」とお話してあげたそうです。
そのお話をそのお母様から聞いて、母の愛ってすごいなと感動しました。
このお嬢様は、不合格のせいでママが泣いたり、落ち込んだりしていたら
「自分のせいだ」と思ってしまうかもしれません。
でもこのママが、自分のくやしさや辛さを一切娘さんの前では出さずに明るく振舞ったことで、娘さんは自分を責めることなく、気持ちを切り替えられたそうです。
それに中には「あんなに受験受験と言っていたのに、今更公立小学校に進むなんて言えない」というふうに、公立小学校をネガティブなものとしてとらえてしまっている家庭もいるようですが
このママは、「おうちから近い公立小学校が、ママはいちばん好き」というふうにポジティブな言い方で表現してあげているのも、とても素晴らしいなと思いました。
お教室の先生からの忠告
受験直前のお教室の講評タイムに
先生がこうおっしゃいました。
「皆さんが笑顔で、受験を終えられることを祈っています。
でも忘れないでください。全員が志望校に合格できるわけではなく
毎年、必ず涙を流すご家庭もいます。
お子様には『あなたは頑張ってきたからきっと大丈夫』と言ってあげるのはいいですが、
お母さまは心のどこかで、残念だったときのことを少し覚悟しておいたほうがいいです。
そうでないと、もし万が一、残念だったときに
悲しみにくれて倒れてしまったり、ふさぎ込んでしまうお母様がいるからです。
そうなると、誰が傷つくか。子供たちです。自分のせいで大好きなママが倒れてしまったと思ってしまうのです。
誰のためにした受験か。子供のためですよね。
子供のためにも、ある程度覚悟をして、万が一の際にも笑顔で気持ちを切り替えられるよう心の準備もしておきましょう。
泣くのは、夜中に私に電話してもいいし、日中にここへ来て泣いてもいいですから!」
受験の前になんて縁起の悪い話?!と思った方もいたかもしれませんが
私はこの話を受験前に伺っておいてよかったなと思っています。
小学校受験は何のためにするのか。
命よりも大切な子供に、少しでもいい教育を受けさせ、
良いお友達や良い先生に囲まれて
幸せになってもらいたいからですよね。
小学校受験に合格すること=幸せ ではなく
子供が笑顔でいられること=幸せ なのだよな~
だから、もし志望校にご縁を頂けなくても
子供が笑顔で小学校に通えれば、それでいいや。
っていうか、元気で育ってくれるだけで
それで十分だ!!!
と直前期に思えたこと、そしてそれによって
ほんの少し私自身の肩の力が抜けたことが
考査当日に良い影響を与えてくれたのではないかなと思います。