こんにちは。
今日はいつもの時間と違う時間に
独り言のように更新します。
今朝、某有名行動教室のメルマガのバックナンバーを読んでいました。
そこには
「模試で10位以内に入った子がどうして合格ができないか」について書かれいました。
実際、私のお教室仲間でも
学校別の模試で1位、2位を取ったお子様のママがいらっしゃいましたが
お二人とも、その学校には進学されませんでした。
ただ、お二人とも、志望校と同等の素晴らしい学校に合格されています。
その理由が、さきほどのメルマガのバックナンバーを読んでわかったような気がしました。
そのメルマガを書いた有名な幼児教室の先生によると
- 普通の入試(現行の大学や中高等の入試)なら偏差値の高い人が合格する
- しかし小学校受験は、成績順ではなく、ある一定の成績をクリアしている子の中から、学校のカラーにあった子を選ぶ
ということです。
つまり、たとえば100点満点の試験で、60点を「合格基準を満たした、一定の成績」レベルとするならば、99点を取った子も、61点だった子も
とりあえず、第一段階はパスし
次の段階からは、一度試験の順位はリセットされ
完全に学校の好み等により
新たに順位づけされるというような感じに、(私は)理解しました。
この説であれば、
ある志望校別クラスのトップを走っていたお子さん(Aちゃん)が残念な結果で
平均的だったお子さん(Bちゃん)が合格するのも、うなづけます。
言われてみたら、元気いっぱいで素直な子供らしさを残していたBちゃんのほうが
学校のカラーに合うかなあなんて。
あくまで、この先生個人のお考えですし
ずいぶん過去のメルマガですので
今がどうなのかはわからないですが
(ちなみに私はこのメルマガがわりと好きです)
よくお教室の先生が
「〇ちゃん(わが子)は〇〇小学校がいいと思いますね。
まさにお好みのタイプだと思います。」
「××小学校と△△小学校の考査が重なったら、私は迷わず△△小学校を推しますね。
〇ちゃんは、△△小学校の校風に合っている。それだけで、アドバンテージだと思うけれど。。。」
というようなことをおっしゃいました。
このお教室の先生は、誰にでも優しいのでお世辞なのかもしれませんが
結局、ここの先生の見立てが一番当たっていたというか。
先生が「まさにお好み」と言ってくださった学校(ここが第一志望)と、
校風に合っているという学校からは、大変ありがたいことに合格を頂きました。
やはり、長年の経験のあるお教室の先生の意見というのは
耳を傾ける価値はあるのだなと今になると思います。
そうそう。
お教室の先生と言えば
我が家がお受験を考えたときに
あちこちのお教室に体験クラスを受けに行き
多くの先生に言われたのが
「コネがなくて、でも伝統ある名門小学校に進みたいなら
実力重視の〇〇小学校、△△小学校、■■小学校などをお考えになったらいかがでしょうか。」
という言葉でした。
これは個人的な考えですが
私の周りで、それぞれの志望校別クラスを1年頑張ってきたけれど、
結果が残念だった方の中で
ふたを開けてみたら、
多くの先生がおっしゃっていた実力重視校には合格していた…という方が何人もいらっしゃいました。
私立小学校が、この某行動観察のお教室の先生のメルマガのとおり
「試験で一定の基準を満たした人の中で、
改めて学校のお好み等の要因で順位をつけていく」という方式をとっているのならば
そういう方式をとっている小学校受験には、よほど極太のコネなどがないかぎり
「絶対」はなさそうですよね。
やはり、コネなしお受験の場合は
- 最低限、志望校の土俵には乗れるようにすること(子供の考査で足切りされないようにすること)
- 実力重視校も必ず受けておくこと(実力重視校の合格ラインは非常に高い。そのレベルまで持っていく)
- 親ができる努力を怠らないこと(学校行事や説明会への参加や、願書と面接の準備、学校の過去問研究等)
をすべきなのだろうな、と改めて感じました。