泣き虫教育ママのお受験体験記

ど庶民サラリーマン家庭のフルタイムワーママとして、無謀にも超早生まれっ子保育園児であった我が子の小学校受験に挑み、第一志望校からご縁を頂きました。これからお受験に挑むママさんや、知育や幼児教育に興味があるママさんに情報をシェアできるブログを目指しています!

小学校受験の身だしなみ

おはようございます。

もうすぐ入学式を迎え、我が家では制服の着脱の練習に余念がありません。

親がしっかり見てあげられる朝はいいしんぱい のですが

帰りはどうなるのか、学童ではどうなるのか心配です。

 

 

さて今回は小学校受験における子供の身だしなみについて

我が家がどんな対策をしていたかをお伝えします。

 

 

 

 

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 小学校受験のための子供の身だしなみ対策

お子さんの性格によるかもしれませんが

うちの子は早生まれっ子ということもあり

他のお子さんに比べて 身だしなみに興味がなさそうなところがありました。

 

お教室の途中で、通塾用のお洋服から、体操服に着替えたり、またその逆があったりすると

お洋服の襟が中に入ってしまっていたり

体操服の裾が、体操のズボンにきちんとしまわれていなかったり

ソックスがたるんでしまっていたり

ソックスを左右逆に履いていたり。

 

ハンカチやちり紙を使ったあと、きちんとポケットにしまわずに

半分飛び出してしまっていたり。

 

皆さんはそんなこと、ないですか??

 

 

 

毎日大きな鏡の前で支度をさせる

 

うちの子は、超早生まれの甘えっ子ちゃんでしたので

早めに、大きな姿身を子供部屋に購入し

その前で通塾の支度をさせました。

 

また体操着の着脱についてもひとりできちんとできるようになるまで

特訓したかったので

 

体操教室だけに通うときは

家から体操教室のユニフォームを着せて

通塾させたりもしました。

(もちろん、上から何か羽織りましたけれど)

 

 

鏡の前で支度させるメリットとしては

自分を客観視できる。
ずばりこれです。
 
靴下がひとつ、下がっているな。
襟が立ってしまっているな。
裾が捲れているな。
髪の毛がぼさぼさだな。
ユニフォームやポロシャツが出てしまっているな。
ポケットからハンカチが飛び出しているな。
 
これを、自分で気づかせる。
これがとってもとっても大事だと思ったのです。
 
 

これを毎日繰り返していくと

母親の目や鏡がなくても

自分で気を付けられるようになると信じて

毎日続けました。

 

実際、考査のときは、

途中でお着換えがあったり

トイレに行ったりするため

いくら親が朝、きちんと身だしなみを整えても無駄だったりします。

 

自分で気づいて自分でやれる。

これが大切なのです!

 

 

爪切りや耳掃除も自分から言い出すまで何も言わない

 

身だしなみの大切さを知って

爪切りや耳掃除も自分で気づける子になってほしくて

爪切りや耳掃除も「ママ、そろそろお願い」と言ってくれるようになるために

 

我が家は、子供から言い出すまでは何もしないことにしました。

 

もちろん、新年長さんまでは、親が爪のチェックをして、お耳のチェックをしてあげていました。

 

それ以降は、自覚がでるように何も言いませんでした。

 

ある日、保育園の先生に「お爪が伸びていて、お給食の当番をさせられない」と言われて

落ち込んで帰ってきたことがありました。

 

可哀そうだったなと思いましたが

「爪を伸ばしていると、お友達や自分をひっかいてしまう危険だけではなく、

衛生面でもよくないのだ」ということを、身をもって理解してくれたようで

爪に関しては、自分で親のところに身だしなみポーチをもってきて「少し伸びたから、爪切りお願いします!」と言えるようになりました。

 

 

耳については、最後まで自分から言い出すことはありませんでしたが

子供の爪切りが入っている「身だしなみポーチ」の中に

子供の耳掃除グッズも一緒に入っていたので

 

「じゃあ、お耳もきれいにしましょう」と言って

ついでに耳掃除もしていました。

 

 

耳掃除は「耳の穴からあふれてきた分を綿棒で取るだけでいいよ」と言う

耳鼻咽喉科の先生も多いですよね。

 

なので、我が家は、ささっとかきだして、

あとは綿棒などでさっと汚れを絡めとるだけにしていましたが

 

直前期は、少しでも先生の話がよく聞けるように

耳垢掃除を耳鼻科にお願いしました。  

 

 

ヘアスタイルや服装の乱れは親のだらしなさを物語る

受験される小学校によっては

「あまりにも訓練された子供を嫌う」という傾向があるところもあると思います。

 

それに、もしかすると本当に実力重視といっても、春生まれと早生まれで約一年違うという5歳と6歳の年齢差が大きいこの幼児期に、実力といってもどの程度本当の実力がはかれるかは少々疑問ですが)

の小学校は、そんなことを気にしないのかもしれませんが

 

私個人の意見としては

だらしない子=親がきちんと手をかけていない子

という印象を持ちます。

 

信じられないかもしれませんが

誰もが知っているある伝統小学校のお受験当日、

びっくりするほど髪の毛がぼさぼさのお子さんを何人かお見掛けして驚きました。

 

 

女のお子様なら、親がずっと通塾中から

一番印象がよくなるヘアスタイルを考えて

毎日しっかり練習されて本番に臨みますし

 

男のお子様なら、寝癖をしっかり直したり

直前に清潔感を出すためにヘアサロンに行かれたり

する方が多い中

 

 

保育園にもここまでぼさぼさの子はいないな~と思えるような

お子さんだったので

驚きました。

 

 

 

 

また、ある共学校で、男女一緒に試験を受けた学校で

男のお子さんのポロシャツが、真っ白ではなくて

色物と一緒にお洗濯しているのか、お古なのかわかりませんが

うっすらグレーがかってしまっていて、しわしわ。

おズボンから裾がでてしまっているし、髪の毛はぼさぼさのままだし

上履きも汚れたものを履いてきていて

横に座っていらした、とてもきちんとした女のお子さんとのコントラストに

驚いたことがあります。

 

 

 

私も偉そうなことは言えませんが

子供の当日の身だしなみについては、

(親の面接のときもですが)

相当準備をして臨みましたので

「よくこの状態でこの学校を受験しにいらしたな」「第一志望ではないのかしら」と思ってしまいました。

 

そして「この子の親はどういう親なのだろう」

思ってしまいました。

お教室仲間のママたちと受験終了後に集まったときも

この話題になりまして

皆さん、同じように「この子はどんな子だろう」ではなく

「この子の親ってどんな子育てしてるのだろう」と思ったそうです。

これって、きっと小学校の先生も同じ感想を持たれるのではないかなと思います。

 

 

いくら「子供らしさ」や「幼児教室で作られすぎていない子」を望む小学校だったとしても

最低限の身だしなみは大事かなと思いました。